こんにちは 受付の松本です。

 

受付にいると、患者様からのお電話をお受けする機会が多くあります。

その際、はじめての歯医者だととても緊張しますよね？

私も電話をかける側だったら、緊張すると思います。

電話だと声しか聞こえないぶん、口調や声のトーンによって受け手が受ける印象は変わってきます。

私も声をワントーン高めに、口調もゆっくりを心がけておりますが、まだまだ修行の連続です。

 

当医院にはじめてお電話されるかたで多いのが

「歯の検診をしたい」

というご要望です。

 

・何年も歯医者に行っていない

・何か悪いところがあるかもしれない

・自分の歯の状態を確認したい

・クリーニングをしてもらいたい

・虫歯がある気がする

・親知らずの調子を確認したい

 

など、検診といえども患者様が抱える想いは様々です。

歯医者での検診は何をどこまでやってもらえるのか？

という疑問をお持ちの方が多くいらっしゃるので、当医院の初診の流れをご説明いたします。

 

 

●歯周ポケットの測定

歯と歯肉の間には溝があります。

溝のことを歯周ポケットといいます。

歯周ポケットに専用の細い器具を入れていき、歯周ポケットの深さを測定します。

歯周ポケットが深いと歯周病が進行している指標となります。

歯周ポケットは健康な歯の方でも1~3㎜はあるので、4㎜以上の深さがあると歯周病に罹患している可能性が高いです。

 

●レントゲン撮影

口の中全体を１枚の写真でお撮りします。

虫歯や歯周病の程度や、顎の骨の病気、顎関節の形までわかります。

レントゲン撮影をする際はピアスやネックレスを外してから撮影をさせていただきます。

また、歯の一部分のみを部分的に撮影するレントゲンも行う場合があります。

虫歯の進行度や、歯の生えている方向をより詳細に見ることができます。

 

 

●歯石の除去

歯茎や歯肉に付着している歯石があれば丁寧に取り除きます。

超音波スケーラーという器具を用いて固い歯石を取り除きます。

続いて手用スケーラーという器具を使い、頑固にこびりついた残りの歯石を削るように取り除きます。

 

●歯面のポリッシング

歯石を取り除いた後に歯の表面がなめらかになるよう整えます。

表面を研磨することでステインを除去して、輝きとツヤのある歯に仕上げていきます。

研磨をすることで、歯の表面のわずかな段差やざらつきをなめらかにし、歯垢(プラーク）の蓄積を防ぎます。

歯ブラシの正しい使い方を丁寧にご説明いたします。

より効率良く汚れを落とす方法や、力の強さ加減などご説明いたします。

 

●診断

 

 

以上が当院の初診時の流れとなっております。

特に歯のレントゲンを撮ることは驚かれることも多いですが、目視でみるだけではわからない病変を見つけるためにも必要な検査となりますのでご協力をお願いいたします。

当院は最新のレントゲン機器を使用しており、被曝量も最低限度しか照射いたしませんのでご安心ください。