JOURNAL
ポケトークで英語も頑張る歯医者です
みなさまこんにちは 受付の松本です。
最近、日本人以外の患者様のご予約をお受けすることが多くなりました。
東山の歯医者という土地柄、アクセスが良いということと渋谷や中目黒も近く、外国人の方に人気の街という背景があります。
しかし、当院のスタッフは残念ながら英語が堪能なスタッフがおりません・・・。
なのでインターネットのご予約で最初にお名前がアルファベット表記の方がいらした時は一同緊張してしまいました。
正直に申し上げると
日本語を話せない方だったらどうしよう・・・
大丈夫かな・・・
と弱気になっておりました。
幸いにも、患者様は日本語も堪能でらしたので、スタッフ一同ホッと胸を撫で下ろしました。
そして安心したのも束の間で、その後ありがたいことにたくさんの外国籍の患者様がご予約くださるようになりました。
みなさまGoogle Mapをみてご予約くださるようで、Googleのすごさを感じました。
そして、ご来院いただく外国籍の患者様の多くは日本語が堪能でいらっしゃいますが、中には日本語は苦手ですとお話しされる患者様もいらっしゃいます。
そんな時は、なんとか伝わるように頑張って英語でご説明をさせていただいております。
今まで、日本語が話せない患者様にはGoogle翻訳や、ボディーランゲージを駆使して我々の拙い英語でご説明させていただいておりました。
しかし、治療や検査、治療プランについてご提案させていただいている際、我々の語彙力レベルが追いついておらず限界を感じてしまいました。
本当はもっとしっかりご説明して、ご納得していただきたいのに!
と悔しい思いを抱えておりました。
そして何よりも、患者様に言葉が通じないということで気を使わせてしまっている現状が申し訳ないと感じました。
患者様から「日本語が話せなくてごめんなさい」と言われた時は
こちらこそ!!!
本当に!!!!
力不足でごめんなさい!!!!!
と心から反省いたしました。
国際社会になり、益々語学が必要とされる中、ましてや去年はオリンピック開催国で、ここ3年間くらいは外国の方とコミュニケーションが取れるようにがんばりましょう!という雰囲気が日本国内にあったにもかかわらず、大変不甲斐ないと感じました。
そして、患者様の主訴を正確に把握するにも語学は必要と結論が出ました。
ですので、当院もついに
ポケトークを導入いたしました!!!!
もちろん、語学の勉強はこれからも継続して続けてまいりますが、今お越しくださっている日本語が苦手な患者様には、科学の力を借りて診療を行っていくことになりました。
明石家さんまさんのCMでお馴染みのポケトークですが、性能はこれから試していきます。
ポケトークの原理は、ポケトークに話しかけた言葉が音声認識・翻訳され、ソフトウェアによって音声と字幕を合成してくれます。
日本語の中では、標準語はもちろん対応していますし、一部の方言にも対応しています。
CMで関西弁が翻訳されていたことも印象的でしたね。
ポケトークの公式HPでは、医療現場での使用を推奨しておりました。
訪日外国人や在住外国人の増加に伴い、医療機関を訪れる外国人患者も増加していますので、スタッフと患者様が言葉の壁を越えて、適切な診察や治療ができるように多くの医療施設でポケトークが導入されているそうです。
公式HPで医療現場での推奨をしていたのも、導入の決め手となった一つです。
患者様に適切な歯科医療を提供できるよう、これからも試行錯誤しながら診療を行っていきます!
もうすぐ北京オリンピックも開幕しますし、国際社会に貢献できるよう、我々一同精進していきます!