2022.01.23 医院コラム

歯周病セルフチェック

こんにちは 受付の松本です。

今年の冬も新型コロナウイルスが猛威をふるっておりますね。
今年も去年の去年と引き続き、我慢の冬という感じがします。
みなさまも体調には十分にご留意ください。

さて、本日は歯周病についてお話させていただきます。
歯周病は重要で、かつ大きなテーマなので何回かに分けてブログでお伝えしていきます!

【歯周病とは】
歯周病はプラーク(細菌の塊)によって炎症が起き、歯肉のや歯を支えている骨(歯槽骨:しそうこつ)などの歯周組織が破壊されてしまう疾患のことです。
歯周病を引き起こす菌は虫歯菌とは異なる菌で、歯肉の奥に住んでおります。
初期の歯周病は自覚症状がないかたも多く、進行してしまうと、歯がグラグラと傾き、抜け落ちてしまう恐ろしい疾患です。
成人の中で、歯を失ってしまう最大の原因は歯周病となっております。
何でもおいしく食品を食べるには、少なくとも20本以上の歯が必要と言われております。
歯を失うということは、口腔内でさまざまなトラブルを引き起こす原因となります。
厚生労働省では「8020運動」という、80歳になっても20本以上の自分自身の歯を保とう指針がでており、一本でも多く歯を残していくことは超高齢化社会に向けて必要な動きとなります。
それに加え、歯周病は歯が抜けてしまうだけでなく、心臓疾患・呼吸器疾患(誤嚥性肺炎球菌:ごえんせいはいえん)・早産・低体重児出産などの全身との関連があることがわかってきております。

 

【歯周病セルフチェック】
□ 歯肉が赤く腫れている
□ 口の中がネバネバする
□ 歯を磨くと血が出る
□ プラーク(歯垢:しこう)がついている
□ 歯石がついている
□ 口臭が気になる
□歯肉が下がってきた
□ 歯が伸びたようにみえる
□ 歯がグラグラする

上記の症状があれば、歯周病の可能性があります。
あれ!?と思った方はぜひ歯科医院にご相談ください。
初期の歯周病であれば、適切なケアを行えばすぐに改善することができます。

歯周病は「お口の中の生活習慣病」とも言われており、生活習慣と密接に関係しております。
生活習慣の改善が歯周病の予防・治療に大きく貢献いたします。

かくいう、私も先日お口の中の定期検診を行いましたら初期の歯周病と診断されてしまいました・・・・
毎日3回歯を磨いているのになぜなの!!!??
となりましたが、自分自身の歯磨きの仕方に問題があることを教えていただきました。

また、女性はホルモンの影響で歯周病になりやすいということも教えていただきました。
歯科衛生士さんに正しい歯ブラシの使い方・歯を磨く時間など細かく指導をしていただくことで、歯肉の炎症が落ち着きました。
これからも歯周病予防のために生活習慣を見直していこうと思っています。

歯周病は初期症状はわかりづらく、自覚症状も乏しい疾患です。
普段から歯医者で定期検診・クリーニングを行うことで予防できる疾患でもあります。
歯周病がきになる方はぜひTHE DENTALで定期検診をお受けください!!

東山 歯医者

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