2022.01.29 医院コラム

歯医者と生活習慣病

東山 歯医者

こんにちは 受付の松本です。
1月も終盤に差し掛かり、まだまだ寒い日が続いておりますね。
新型コロナウイルスへも気をつけていただきながら、お身体をご自愛ください。

本日も歯周病についてお話いたします。
先日ブログにも記載いたしましたが、歯周病は「お口の中の生活習慣病」です。
生活習慣病とは、日々の生活(飲食、喫煙、睡眠などの行動)により引き起こされる疾患のことです。
生活習慣の中でやりがちな歯周病の原因を挙げていきます。

 

【こんな生活していませんか?】

・やわらかい食べ物が好き
・甘い食べ物、飲み物を取る回数が多い
・食いしばり、歯ぎしりがある
・ストレスが多い
・口で呼吸してしまう癖がある
・タバコを吸う
・歯磨きをおろそかにしがち
・歯科検診を受けていない

 

上記の項目は、歯周病の原因となる代表的な項目となっています。
一つ一つは大きな事象ではありませんが、それが365日・何年もかけていくことで歯周病を重症化させてしまいます。
まさに 塵も積もれば ですね。

 

【歯周病菌の原因】

★歯垢(しこう)
歯垢とはプラークとも呼ばれます。
歯周病を引き起こす主な理由は歯垢という細菌の塊です。
成分のほとんどが細菌で、食べかすとは異なります。
歯垢は食べ物や飲み物に含まれている「糖分」を栄養にして生産され増えていきます。
歯垢は粘性のあるネバネバした物質なので、口をゆすぐだけでは取れないので、歯ブラシによるブラッシングが必要です。

 

★歯石(しせき)
プラークが石灰化した状態のことを歯石といいます。
歯石も歯周病の原因を担っています。
歯石は歯ブラシで取ることはできません。
歯医者などの歯科医院で除去する必要があります。

 

★歯周病菌
プラーク内にいる歯周病を引き起こす細菌で、数種類います。
その中でも強い病原性を持っている細菌がP.g菌といわれる細菌です。
正式名:Porphyromonas gingivalis
(ポルフィロモナス ジンジバーリス)

 

★その他の要因
・喫煙
・歯ぎしり
・くいしばり
・ストレス

 

歯周病は歯垢を放っておくことで進行していきます。
また、乱れた生活習慣をしていると、歯垢が形成されてしまい、歯周病に罹患してしまいます。
歯周病は歯の骨を溶かしてしまうだけでなく、全身疾患との関わりがあることも近年わかっております。

 

普段からの歯ブラシで歯垢がつかないようにすることはもちろん、歯科医院での定期的なクリーニングも必要です。
歯科医院でのクリーニングは、普段の歯ブラシでは届かない、歯肉の奥まできれいにクリーニングを行います。

 

歯周病が不安な方、生活習慣が乱れがちな方、歯周病でお困りの方、お悩みがありましたらぜひTHE DENTAL に足をお運びください!!

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