JOURNAL
THE DENTALの内覧会来場者様へ
はじめまして。当院開設者の髙安です。
10月と言えど暑い中、お越しいただき本当にありがとうございました。
来場していただいた方全員とお話する時間はありませんでしたが、色々な方から「レストランかと思った!」「歯科医院とは思えない!」「設備が凄すぎる!」「治療費は高いんですか?」「先生お若いですね!」など、と多くの驚きの声が聞こえてきました。
私自身もこの2日間で400人以上の方に来ていただける事は全く予想していなかったので、正直驚きました。
広報に関わって頂いた方やスタッフの皆様のおかげでもあり、感謝の気持ちでいっぱいです!
ただ、内覧会だけでは私の思いを全員に伝える事は不可能なので少しだけ開設するに当たって込めた思いを綴っておきます。
そもそも、コンビニよりも多い歯科医院でなぜわざわざ新しい歯科医院を作ったのか?
僕が神奈川や東京、埼玉と関東圏で色々な歯科医院で勤務医として働いていた頃、常に疑問に思っていた事がありました。
それは、診療所の色によって治療も画一化されてしまうという事でした。
つまり何が言いたいかと言うと、新しい治療法や画期的な治療法が出てきたとしても「うちはこのやり方でやってきているから」「診療所の方針はこうなので変えられません」と言った決まりきったやり方で個々の診療所は成り立っている所が多く、トップの考え方が変わる事はほとんどありませんでした。
自分だったらこうするのに機材が無い、自分だったらもっとアポイントを伸ばして時間をかけて話したい、こんな材料があれば治療の成功率はもっと上がるのに。
拘りの強い性格であるが故に制限のある環境下での治療はただただ不満でした。
誰一人として同じ口腔内の人はいないはずなのに画一的な治療をしていいのだろうか?
短い時間で納得できるまで話が出来ただろうか?
そんな思いが募り、気づいた時には勤務医をやめていました。
私が思う理想的な歯科医院と言うのは、一人一人の悩みや理想を聞いた上でしっかりと寄り添い、それぞれに合わせた治療計画を立て、その分野における最高の機材や材料を選び抜いた上で治療に臨むパーソナルな場であると思います。
内覧会の2日目に来ていただいた方が少し悩みを話してくれました。「自分の子供が他の所でフッ素をやろうとしても味が嫌で毎回吐き出してしまうんです」
その翌日の院内MTGでフッ素の味について意見交換しました。フッ素を実際にやっていたスタッフからは自分も味が嫌で結構辛い思いをしていた。と同じ様な意見もあり、現在あるフッ素を幅広く展開しようと全員で考えました。
結果として味が強い物から味が無い物、液状の物からゲル状の物、泡状のタイプの物まであり、これは好き嫌いが分かれるよね、と言う結果に。
もし味が嫌でフッ素が出来ないのであればその子に合わせて無味のフッ素を導入する。
それくらい個人に合わせた治療が出来ればと思っています。
今回集まってくれたスタッフ達も僕と同じ考えを持ってくれる人だけをスカウトしました。
全員で個々をサポート出来るチーム医療の魁として、皆様のお役に立てる全く新しい歯科医院であり続けたいと思います。