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歯に良い食べ物とは何でしょうか?
皆さん、こんにちは。受付の雛田です。本日は、歯と食事の関係についてお話ししたいと思います。毎日しっかりと歯磨きをすることが、丈夫な歯のために重要であることは皆さんご存知かと思います。その一方、毎日口に入れる食べ物も実は「歯の健康」を大きく左右しているのです。
では「歯に良い食べ物」とは具体的にどのようものなのでしょう?少しご紹介したいと思います。
歯に良い食べ物とは
まずご紹介する虫歯予防の食べ物は、カルシウムが含まれている食べ物になります。カルシウムは、骨だけでなく歯が形成されるための原料になりますから、必要な栄養になります。そのため、積極的に食べると、歯の強化が期待できます。そして、カルシウムが含まれている食べ物は豊富にありますから、好き嫌いが多い人でも必ず食べられる物が見つかりやすいです。代表的な食べ物は、チーズやヨーグルト等の乳製品や大豆、小魚、小松菜と多岐に渡ります。食事で食べることができる食材から、おやつとして食べることができる食材まで、種類が豊富なのも特徴的です。虫歯になりにくい食べ物は、自然の甘み、噛み応えがある、食べかすが残りにくい特徴があります。具体的には、りんごやサツマイモ、にぼし、チーズ、煎餅などです。よく噛むことで素材の旨味や甘みを感じられたり、料理のアクセントになる食材が多くあります。
虫歯予防に欠かせないフッ素が含まれている食べ物
虫歯の治療時にも用いられるフッ素が含まれている食べ物になります。代表的な食べ物には、わかめやのり、めざし、緑茶、紅茶といったものが挙げられます。食材として摂り入れることが難しい場合は、緑茶等の飲み物でも摂取できるのが嬉しいですよね。飲み物ならば、毎日の水分補給時に気軽に摂取できますから、いつものジュースから緑茶等に変えてみてはいかがですか?
最後に虫歯にならない食べ方のポイントをお伝えします。
ポイント①
ながら食べは禁物!テレビを見ながらご飯を食べる方も多いとは思いますが、何かをしながら食べると、食べ物が口に入っている時間がどうしても長くなります。食事の時は食べることに集中して、行儀よく正しい姿勢で食べるように心がけましょう。
ポイント②
よく噛んで食べるようにしましょう!食べ物をゆっくりとよく噛むと、顎や歯が丈夫になるとともに、唾液の分泌がよくなり、消化を助けます。唾液には、お口の自浄作用がありますので、お口の中をキレイにしてくれます。また満腹中枢をコントロールしてくれますので、虫歯になりにくいだけでなく、肥満防止につながります。
いきなりすべてを見直していくのは難しいと思いますので、少しずつ日常生活に取り入れていけば無理なく改善していけたらいいですね。ただし、歯に良い食べ物を食べているからと言って安心ではございません。食習慣と同様に歯磨きなどのケアが重要です。ケアに関しては、定期的に歯科医院へ検診に行き、お口の中を健康な状態に維持しておくことが大切です。お口や歯のことでお困りでしたら、ぜひ当院にご相談していただければと思います。