JOURNAL
自慢の滅菌器 〜Lisa〜
こんにちは THE DENTALの猫好き番長 松本です。
以前歯科医院の感染予防対策についてお話しさせていただいた際に登場した、滅菌器について詳しくご所紹介させていただきます。
滅菌器の名前は、その名も「Lisa(リサ)」です❗️❗️
かの有名な、鬼と戦うアニメのオープニングテーマを歌ってらっしゃる、レコード大賞を受賞されたアーティスト様と似た名前ですね。
しかも「滅」の字と関連することもとても面白く思う今日この頃です。
親しみやすさはピカイチの滅菌器でございますね。
滅菌器は普段バックヤードにあり、患者様の目に触れることのない機器なので、ジャーナル内にてご説明させていただけることを喜ばしく思います。
歯科の開院前に行なった内覧会の際は、ご来院下さった方にお披露目させていただきました。
皆さま「初めて見ました」「こんな機械があるんですね」とおっしゃてくださり大変ご好評いただきました。
突然ですが「滅菌」と聞くと、どんなイメージを持っていますか❓
私が学生の頃は、、、なんとなく菌がいないことかな❓
とふわっと考えておりましたが、ちゃんとした定義があます。
すべての微生物を対象として, それらをすべて殺滅または除去する方法という意味合いです。
すべて という、とても拘束力の強い言葉なのです。
ですので滅菌された器具には菌が全くいないことが条件になります。
超清潔なものなので滅菌後の器具を扱う際にも手袋をしたり、不潔な手で触ったり、滅菌されていない場所には置かないなど、扱う際にも注意が必要です。
かくいう私も、急性期病院勤務時代に滅菌物を不用意に落してしまったことがあり、先輩方にシバき倒されました。あの時しっかりと教育を受けたおかげで滅菌物は清潔な手で落とさないということを学びました。失敗も良い教訓になったと今では思います。
それでは本題の、滅菌器についてご紹介いたします。
高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)は、使用した機器を高圧蒸気に一定時間晒すことにより、滅菌をすることができます。
当院はLisaを使用して滅菌を行なっております。
Lisaの特徴その①
見た目がいい‼︎
見えない内部は息を吞むほど
すばらしく、見える部分も
目を見張るほどすばらしい
と言う、公式からの素晴らしいキャッチコピーがあります。
見た目の優雅さエレガントさは抜群で、コンパクトに収容することができます。従来の滅菌器は大きく幅もとるため、置き場所に困ることもありましたが、このLisaはスリムビューティーです。
Lisaの特徴その②
人工知能(AI)搭載‼︎
見えない部分の素晴らしさは、AIが導入されていることも大きな特徴です。
毎回どのくらいの量の滅菌物を滅菌したかなどデータを記憶することで、滅菌サイクルの状態や最適化へのサポート、使用状況の統計などを教えてくれます。
とても頭の良い機器です。
Lisaの特徴その③
クラスBの規格‼︎
滅菌器には能力にランクが付けられています。
クラスB、クラスS、クラスN とあり、クラスBが一番能力の高い指標となっています。
小型高圧蒸気滅菌器に関するヨーロッパ規格:EN13060に準拠しているので、ヨーロッパでの最高水準のものとなっております。
Lisaの特徴その④
スペックが高い‼︎
クラスB搭載でかつ、滅菌にかかる時間が短いことと滅菌温度が素晴らしいことが挙げられます。
滅菌温度→134℃
標準滅菌時間→31分 (お急ぎモードでは15分も可)
短い時間で滅菌をすることができます。
コンパクトだけども、とっても優秀でパワフルなのでいつも頼りにしております。
滅菌された機器は、このようなパックに入っております。
パックの中に蒸気が入ることで滅菌ができ、パックの中が清潔となっています。
歯医者の縁の下の力持ち、滅菌器をご紹介いたしました❗️