JOURNAL
仕事終わりの至福 歯科医料機器メーカーを巡る旅
どうもこんにちは代表の高安です。
普段18時には終わってしまうこの歯科医院ですが、何故早く閉まってしまうのか。
その実態に迫ろうと思います。
通常の歯医者さんであれば10時や11時頃に始まり、夜は19時や20時に終わる所が多いのではないでしょうか?
それでは仕事終わりに何処か行こうにも、どこも空いていないのです。
遊びに行くわけではありません。ここからが本番なのです。
さて、18時に病院を閉め、向かったのは上野にあるヨシダ本社。
歯科医療界を裏で牛耳っている超巨大企業の一つです。
主に取り扱っているのは、歯科医療に欠かせないチェアーやその周辺機器です。
今回のお目当てが「ネクストビジョン」と言われるマイクロスコープの進化版。
歯の表面や根っこの中を、とんでもない倍率で見ることができます。
今までは天体望遠鏡のようなものを時間をかけて準備をし、覗き込んで角度やピントを合わせてようやく使えるかどうかといった物で、非常に面倒臭い。
実態としてはほとんどの病院で「マイクロスコープ完備」という肩書きでしか使われていませんでした。
それが令和に入り気軽に高倍率で鮮明な映像を映し出せる時代になりました。
僕が昔通っていた歯医者さんは、必ず術前、術中、術後で写真を撮ってくれる歯医者さんでした。
今の現状がどんな風になっているのか?
これからどんな治療をされるのか?
虫歯ってどれくらい深いんだろうか?
結果として治療後はどうなったのか?
事細かく説明してくれる歯医者さんでした。
時間に追われている所だと、どうしても写真を撮っていたりする暇もなく、流れ作業のようになってしまいます。
そうなるとやはり治療を受ける側としては不安です。
説明だけはセレックとカメラを使っている身分ですが、ここまで鮮明にクローズアップされた歯を見れるのであればセレックやカメラを使うよりも、これで見せてしまった方が早いなと感じました。
例えばこんな人が居ました。
「他の所で右上の奥歯の根っこが割れていて抜くしかありません。と言われました。本当ですか?」
セカンドオピニオンで来る理由も分かります。
恐らく「本当にその歯割れているの?」と思っているのでしょう。
勇気がある人なら写真を撮って見せてよ!とかCTを撮ってもらえますか?とか言えると思います。
ただやはり大多数の人は、言い出せずに流れに任せてしまったり、必要のない治療まで行われているのが現実です。
そんな歯医者で良いのでしょうか?
否。
と、上記理由でこれは確実に導入しようと決心しました。(まだ買ってはいません。お金が出来たら最初に買います。もう少し待ってて下さいヨシダさん。)
次のフロアではヨシダのチェアー巡りを案内していただきました。
デザインが今風で、内装との調和も見事でした。
ぐるっとフロア巡りを行い、時刻は20時過ぎ。
次に向かったのが首都高速C1環状線。
普段の移動手段が電車ではなく、バイクかミニベロの私は、夜の都会をぐるぐる回るのが最高の愉しみの一つです。
夜風に当たりながらデジタルデトックスをする唯一無二の時間です。
夜の都会を走りながら1日を振り返ります。
約1時間ほどのクルーズを終え、色々なアイデアや良い病院作りというものを考え帰路に着きます。
時刻は22時過ぎ。
ここから写真の編集を行います。
普段から写真を撮る行為そのものが好きなので、どんどん編集をしないとストックが溜まってしまいます。
大体の作業を終わらせ、次に行うのが風呂に入りながらのブログの記事の作成、メールの返信などの仕事業務です。
気づけば24時から1時頃。読書を挟みつつ寝ます。
と、割と早い時間で切り上げる当院ですが、仕事以外に目を向けると言う事が何よりも大事だと思います。
時間を多く使い、より多くの人を治療するのも大切な事です。
しかし、毎日同じ事の繰り返しだと時代の流れにすぐ置いていかれます。
仕事以外の時間を作る事で、結果としてより良い病院作りが出来たら素敵じゃないですか?
技術やテクノロジーは日に日に進んでいます。
今までは矯正やインプラントなど含め、経験が重要とされてきました。
今はどうでしょう。
正確に歯を動かせるオーダーメイドの装置、正確にインプラントを埋められるサージカルガイドが登場し、今や人の手よりも機械の技術が優っています。
どんなに腕が良くてもデジタルの正確さには勝てるはずがありません。
ただ残念な事に、デジタルでの歯科診療を受けられる所は都内でも10%未満という事実。
これではいつまで経っても病院選びに苦労するはずです。(ドクターによって差が大きい為)
デジタル化をもう少し発展させて、誰しもが平等な歯科医療を受けられる日が来ると良いですね!
日に日に進化する歯科医院 THE DENTAL。
常に最先端の機材と材料、最前線の技術にてお待ちしております。