JOURNAL
私の習慣:My Habits①
こんにちは 受付の松本です。
突然ですが、みなさまは習慣づけていることはありますか?
ビジネス本でいえば、スティーブン・R・コヴィー氏の著書
「7つの習慣:The7HABITS TEENS」
というタイトルの本がベストセラーですね。
習慣をつけることによってビジネスにおいてとっても役に立つよという本となってます。
習慣とは反復運動なので、身につけるまでは少し時間がかかりますが、身につけてしまえば習慣をしないと体がムズムズしてしまうようになります。
逆を返せば体が覚えるくらいまでやれば習慣となり、自分の身の一部となったといえます。
ビジネスに限らず、習慣づけというものは日常でもとても役にたちます。
私が習慣づけていることはずばり「歯磨き」と「早起き」です。
まずは「歯磨き」の習慣についてお話させていただきます。
あれは私が小学1年生の頃に遡ります。
当時、親から矯正治療をすることを聞かされます。
私の親は子供だった私にもなぜ矯正をするのかを丁寧に伝えてくれました。
そして子供だからと過信せずに、費用面についても伝えてくれました。
「あなたの歯には100万円近くのお金を投資しているのよ」と。
100万円と聞くと小学生の頃は、家でも車でもお菓子でも、なんでも買える金額だと思っていたのと、ちょうど当時のTV番組で
ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー・これができたら100万円!!!
(電流イライラ棒などの定番のチャレンジを行い、成功すれば100万円Getできるというバラエティー番組)
が放送されていたこともあり
「私の歯には炎のチャレンジャーと同額がかかっている、、、」
と子供ながらに深刻に受け止めておりました。
実際の費用はもっとお安くすんでいたらしいですが、子供へのインパクトづけのために区切りよく100万円と伝えたようです。
そのこともあり
歯磨きは必ずやろう!!
と自分で決心がつきました。
しかし子供なので決心したところですぐにサボります。
その度に母から口を酸っぱくして歯磨きの重要性を説明されました。
ワイヤーを歯につけると食べ物が残りやすく、虫歯になる。
虫歯になったらせっかく矯正がパアになる!!
炎のチャレンジャーをあなたにやってもらわなくてはならなくなる
というような主旨を言われておりました。
炎のチャレンジャーは今なら楽しそうと思えますが、いたいけな小学生には恐ろしいチャレンジだったため、母の指導の元、歯磨きをするようになります。
そのような反復を何度も繰り返していくと、子供でも自分で歯磨きをするようになりました。
それと同時にたくさん褒めてもらいました。
自発的に歯磨きをしているとその都度、親は褒めてくれました。
まさにアメとムチですね。
そのかいがあり、小学校高学年になると歯磨きはすでに習慣づいていました。
学校行事の遠足などで、お昼ごはんを食べた後に歯磨きができないと、歯磨きができないことがストレスになり、公園の蛇口で何度もうがいをするという子供に成長しました。
自分の親以外にも学校の友達や先生に褒めてもらえたのも習慣がついた要因と思っています。
学校で行われる歯の検診の際、歯科の医師やクラス担任が褒めてくれました。
矯正をしていたので歯並びが良いのはもちろんですが、虫歯が一本もないこと、磨き残しがないことをクラスの皆がわかるように伝えてくれました。
誉められるというは、とても強い原動力になりますね。
その結果、私は乳歯も含めて永久歯が生え変わってからも虫歯がゼロでした。
・・・でした
というのは過去形です。
そう、私は27際で虫歯になります。
習慣づけは成功したのになぜ虫歯になったのか?
それは、習慣をしなくなったからです。
自分の過信です。
大学生までは、3ヶ月に1度の歯科への定期検診を行っていたこともあり、歯磨き習慣が染み付いておりました。
しかし、社会人になると定期検診に行かなくなります。
そして
今まで虫歯になったことないから、私は虫歯にはならない!!
という謎の自信が沸いてきます。
歯磨きも一応はしておりましたが、昔ほど細かくはやらなくなりました。
その結果、人生で初の虫歯が誕生します。
虫歯があると言われた時の気持ちは
絶望
でした。
効果音をつけるならば
ガーーーーーーーーーーーーーーーーン
ですね。
私が虫歯・・・そんなバカな!!??
と現実を受け止めるのに時間がかかりました。
あんなに子供の頃は虫歯にならないよう頑張ってたのに虫歯になってしまった。
親に申し訳ないという気持ちになった瞬間でした。
この出来事を通し、私は習慣について学びました。
1、習慣づけは繰り返せばでできるようになる
2、習慣づけは褒めてできるようになる
3、習慣づけするためには、メリットを理解する
4、習慣づけは継続し続けることが大事
5、習慣がついたとしても人間は過信してしまう
その後は学んだことを生かし、歯磨きを継続するようになりました。
歯磨きを習慣づけすることは子供でも可能です。
なぜ、どうしてしなければならないのか。
やった結果どのような利益がもたらされるかを理解すれば自ずと身に付きます。
歯磨きをなかなか習慣にできないお子様をお持ちの方がいましたら、ぜひ根気強くお話ししてあげてください。
子供ながらに必要性に気づき理解してくれる日が必ず来ます。
そして継続をお願いします。
どうか私のように大人になってから虫歯になることの無いようにしてあげてください。
歯磨きに限らず習慣づけはきっかけさえあればすぐにでも行えます。
私の習慣についてお話しいたしました。
早起き習慣についてはまたの機会にお話しさせていただきます。
受付の松本でした。