JOURNAL
ホワイトニングってなに?
皆様こんにちは、受付の雛田です。本日は当院で取り扱っているホワイトニングの効果、種類などについてお話しさせていただきたいと思います。まず、ホワイトニングとはどういったものなのかご説明させていただきます。
ホワイトニングとは
ホワイトニングとは、黄ばんだ歯を漂白(ブリーチング)し、白くて美しい歯に仕上げる治療法のことです。人の歯は、外側からエナメル質・象牙質・神経の3層構造になっていますが、このうち象牙質は黄みがかった色をしています。日本人は一番外側のエナメル質が薄いため、黄ばみを帯びた象牙質が透けやすい傾向にあります。年齢を重ねると、エナメル質はさらに薄くなっていく一方、象牙質は厚みを増していくため、何も対策をしないと歯の黄ばみはどんどん強くなっていきます。象牙質の黄ばみは、外側からのアプローチだけでは解消できません。そのため、歯の内部を漂白するホワイトニングによる治療が必要なのです。
歯のホワイトニングは、大きく3つの種類に分かれます。それぞれ治療内容や治療場所が異なりますので、自分の目的やニーズに合わせて適切な方法を選びましょう。ここではホワイトニングの種類と、その特徴、どんな人に向いているかをご紹介させていただきます。
1. オフィスホワイトニング
歯科クリニックなどの歯医者で行うホワイトニングのことです。高濃度のホワイトニング剤を塗布した歯に、LEDを照射することで歯を漂白していきます。漂白効果が非常に強いため、わずか1回の施術でも効果が実感できます。こちらは、短期間で効果を出したい方、時間がない方にオススメです。
2. ホームホワイトニング
自宅で行うホワイトニングのことです。ホワイトニング剤を塗布したマウスピースを1日数時間にわたって装着することで、徐々に歯を漂白していきます。オフィスホワイトニングで使用するホワイトニング剤に比べると成分濃度が低いため、漂白には時間がかかります。そのぶん、歯に負担をかけずに済むところが特徴です。また、定期的かつ継続的に治療すれば、ホワイトニング効果を長く持続させることができます。ただ、歯の漂白度合いはオフィスホワイトニングより落ちるため注意が必要です。こちらは、ご自宅でお好きな時間帯にしたい方にオススメです。
3.デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法のことです。オフィスホワイトニングで強力に漂白しつつ、ホームホワイトニングで効果を持続させることができます。こちらは、歯をできる限り白くしたい、ホワイトニングした歯の色を長くキープしたい方にオススメです。
ここまでホワイトニングについてお話しさせていただきましたが、ホワイトニングを行う上で気を付けるべきポイントをご紹介いたします。
☆ホワイトニングを行う際の注意点
◎差し歯や詰め物はホワイトニングできない◎
ホワイトニングは天然歯のみを対象とした治療法なので、差し歯や詰め物などの色を漂白することはできません。とくにオフィスホワイトニングの場合、漂白の度合いが強いため、差し歯や詰め物が浮いてしまうおそれがあります。
◎すぐに施術できない場合がある◎
虫歯や歯周病の方や、たくさんの歯石がついていたりするとホワイトニング前に治療やクリーニングを行わなければありません。歯の状態によってはホワイトニングを行うまでに日数を要する可能性もあります。定期的に歯医者に通い、日頃から歯のメンテナンスを心がけておくことが大切です。
次回のブログでは、当院で取り扱っているホワイトニングをご紹介させてきただきます。歯のことでお困りのことがございましたら、お気軽に当院へいらっしゃってください。