こんにちは、歯科衛生士の寺尾です！

 

虫歯・歯周病を予防する為に歯医者に行きましょう、というのはよく聞く内容ですね。虫歯・歯周病に加えて、歯並びも子供のうちから歯医者で予防することができます！これからは歯並びを予防する為に歯医者に行きましょう、が当たり前になる時代となるでしょう。

 

それが当院で取り扱っている、子ども歯ならび矯正法「PREORTHOプレオルソ」です。

 

プレオルソとは、現役の歯科医師（矯正専門）が開発した取り外しのできる「マウスピース式矯正装置」です。一般的に行われている矯正治療は、ガタガタになった歯を矯正装置を付けることで正しい位置に動かす対症療法です。これに対して開発されたプレオルソは歯並びが悪い原因である骨格や、お口の周りの筋肉バランスを改善するという小児矯正方法です。なので、永久歯に生え変わる前に使うと効果が高いと言われています。

 

プレオルソのメリットは、大きく2つあります。1つ目は歯並びが悪くなるのを予防できます。2つ目はお口周りのバランスを整えることができます。

「歯並び」だけでなく、「噛み合わせ」「お口ポカン」の改善、「口呼吸から鼻呼吸へ」「舌のトレーニングによる正しい飲み込みや発音」などお子様を健康な体へと導くことを目的としています。

 

プレオルソの特徴は…？

①痛みが少ない

固定式の装置式は、患者さんによって痛みが出ると言われていますが、取り外すことのできるマウスピース式は一般的に痛みが少ないと言われており、痛みがあれば自分の口の中から外すことができます。

②着けている時間が短い

家に帰ってから1時間と、寝る時だけマウスピースを装着します。学校に行くときは家に置いていくので、友達の目も気にならないし、授業や勉強にも全く差し支えないです。

③自分で外せる

食事の時にマウスピースを外せるので煩わしさもなく虫歯のリスクを軽減できます。そして歯磨きの邪魔にならないことも安心です。

④通院回数が少ない

歯科医師の治療や通院の頻度が少ないので、時間的精神的にも楽です。

⑤お口のトレーニング付き

成長期に後戻りしないための簡単なトレーニングも行うので安心できます。アイウベ体操というものなど

 

プレオルソを使用できる年齢は…？

3〜5才受け口（反対咬合）の場合、装置を入れることができれば開始します。

6〜10才くらいまでは歯並びが乳歯では乱れてなくても、歯と歯の間がせまく大人の歯が生えてくる隙間がない場合、下の前歯がガタガタしだしたら、開始したほうがいいでしょう。その他にもデコボコ、出っ歯、受け口深い噛み合わせ、開咬などの症例にも適応できます。

ただ、歯のねじれなどが大きい場合は、お口の周りの筋肉の正常化をはかった後に、床装置や固定式の矯正装置で顎を広げる必要があることがあります。

また、２期治療と言って、永久歯が生えそろってから、ワイヤーなどで治療が必要となる可能性があります。

 

最後にあいうべ体操の紹介です！

口呼吸を鼻呼吸にする体操です。出来るだけおおげさにお口を動かすことをお勧めします。

①「あー」と口を大きく開く。

②「いー」と口を大きく横に広げる。

③「うー」と口を強く前に突き出す。

④「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす。

実際にプレオルソを始めた方に今後お伝えをする内容の一部になります。

 

これを機にお子様の矯正のことを少し考えてみませんか？

 

THE DENTALでは、お子様の健やかな歯の成長を私たちが精一杯サポートいたしますので、わからないことがありましたら、いつでもご相談下さい。