2024.10.12 診療コラム

歯科の用語について

皆様、こんにちは!
歯科助手の伊東です。本日は歯科用語についてお話しさせていただければと思います。
私は歯科業界が全く初めてでの入社だったので日々診療をサポートする中で用語や器具を実践で学んでいきました。

歯科検診のあの謎の暗号。今思えばそういう意味なのか!とわかるものも多くなり、学生の頃から学んでいればもっと自身の歯への意識も変わっていて早い段階で治療やメンテナンスをスタートさせられていたのではないかと思い今回テーマにさせていただきました。

歯医者さんで聞く「アマルガム」とか「クラウン」とか、もう何が何だかわからないですよね。「これっておしゃれなカフェの新メニュー?」なんて勘違いしそうですよね。でも、実はこれらはすべて歯科用語。ただの虫歯と思っていたら、いつのまにか「C4です」とか言われて、なにそれおしゃれ!って勘違いしちゃったり・・・。 このブログでは、そんなおしゃれ(?)な専門用語を、誰でもわかるようにざっくりと解説しちゃいます。
目指すは「え、私、結構歯のこと詳しいかも?」って思うようになりご自身の歯への興味関心を引き出すことです!次回の歯医者さんとの会話が、もう少し気楽になるはずです。

ア行の歯科用語

歯科用語の迷宮にようこそ!今日はア行の歯科用語についてお話しします。まずは、「アマルガム」。ちょっと古めかしい響きがあるこの言葉、実は銀と水銀とスズの素敵な合体で作られた歯の詰め物のことです。最近はあまり使われなくなってきましたが、その存在感はまだまだ健在です。「ほら、レトロって流行ってるでしょ?」って感じでしょうか。 次に、「アンレー」。これもまた詰め物です。でも、ただの詰め物じゃありません。虫歯を除去した後に、歯の4面を魔法のように覆って修復するんです。「インレーより大きいんだけど、そんな細かいこと気にしないで。私にはアンレーがあるから!」とちょっと自慢げに紹介したくなりますよね。 そして、ちょっと真面目に「インフォームドコンセント」。これは患者と歯科医師のコミュニケーションの基本です。「え、そんな難しい言葉知らないって?」大丈夫です。簡単に言えば、治療に関する正しい情報提供と説明を十分に行い、お互いが納得した上で治療を進めることなんです。「いや、ちょっと待て。私、知ってたよ」って感じで、これを知っていると少し賢くなった気分になれます。 さて、ア行の歯科用語について少しでも興味を持っていただけましたか?次のカ行の歯科用語もきっと楽しみに違いありません。それでは、お楽しみに!

カ行の歯科用語

待ってました!カ行の歯科用語に参りましょう。まずは「カリエス」から。虫歯の正式なお名前です。虫歯のくせに立派な名前があるんです。
カリエスはC0からC4までの段階があって、C3ともなると「ほぼ壊滅的」の意味を込めて登場します。気をつけないと、あなたの口の中がカリエスの遊び場になってしまいますよ。 次は「クラウン」。クラウンと言えば、王冠のイメージが強いですが、こちらは歯の王冠です。虫歯や損傷で削られてしまった部分をカバーするために使われます。むしろ、大切な歯を王として守ってくれる強い存在なんです。
ただし、高級感あふれるその名にふさわしく、保険適用外のものも多いので要注意。

そしてお待ちかねの「クラスプ」。クラスプとは、義歯(入れ歯)を安定させるための針金のことです。これがないと入れ歯はガタガタしてしまいます。言い換えれば、入れ歯の安定剤とも言えますね。しかし、この針金が時々お口の中で暴れることもあるので、ちゃんとフィットしているか確認が必要です。 さあ、ここまででカ行の歯科用語について少し賢くなったでしょうか?
次はサ行の歯科用語に移りましょう。長い道のりですが、一緒に楽しく学んでいきましょう!

サ行の歯科用語

さて、歯科のサ行に突入しましょう!歯医者なんて「怖くてイヤだ!」って思うかもしれませんが、それをちょっと和らげるために、おもしろおかしく歯医者用語を教えちゃいますね。 まずは「歯間ブラシ」。歯の間の掃除職人です。小さなブラシで、歯のすき間にたまった食べかすやプラークを一掃します。歯磨きだけじゃ取り切れないモノをガシガシ取ってくれるんです。
次に「歯垢」。これは口の中の「悪の親玉」です。誰が友達を選び間違えたのか、食べかすや口内の細菌と手を組んで虫歯や歯周病を引き起こすんです。
プラークも、歯間ブラシや定期的な歯磨きでやっつけないといけないんですよ。 最後に「試適」。新しい入れ歯や矯正器具が実際に合うかどうかをチェックする段階です。この時点ではまだ仮のセットなので、もし「あれ?何か変?」と思ったら遠慮なく伝えちゃいましょう。 さあ、サ行の用語もマスターしたところで、次に進んでみましょう。どんどん詳しくなって、歯医者さんとの会話も弾むかも?

ラ行の歯科用語になりますと、もう一段階、知識を積み重ねましょう。 まずはラミネートベニア法。
歯の表面を削って、セラミック製の薄い板を貼るという、まるで「歯のメイクアップ」みたいな技術。少し費用はかかりますが、その美しい仕上がりはまさにカンバスに描かれたアートです。 お次は「リーマー」というお名前、小さな針金なんですが、歯の根の治療で大活躍。狭い部分でもスムーズに治療できるので、リーマーなしでは根管治療はちょっと無理かもですね。
文字通り「細かい仕事」が得意なのです。 最後に@「ルートプレーニング」。これは歯ぐきの下の汚れをしっかり取る治療です。「歯ぐきデトックス」とでも言いましょうか。口の中をすっきりリフレッシュさせる技術です。 驚くほど多才な治療方法がある私たちの歯科クリニックですが、他の行もまだまだ興味深い用語が続きます。

結論

さて、歯科用語の海に飛び込んでみれば、その深さに驚くかもしれません。でも、心配ご無用。先程まで解説してきたように、ちょっとした知識があるだけで、歯科医院での会話がかなりスムーズになるのです。気まずい沈黙の中、「それって何ですか?」と聞くのももう終わり。ここで覚えた用語が、あなたの歯科健診を一段とパワーアップしてくれること間違いなし。 そして、次に進むべきステップはもちろん、定期的な健診と予防が最も大切です。歯の健康は一朝一夕で手に入るものではありません。プロの助けを借りて、最高の笑顔をキープしましょう。まだ歯医者に行っていない?次回のチェックアップを忘れずに予約してください! 覚えた用語を使いこなして、スマートに歯科健診を受ける未来が待っています。私たちと一緒に、歯の健康を守る旅に出ませんか?

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