JOURNAL
歯ぎしりについて

皆様、こんにちは!
歯科助手の伊東です。
今回は歯ぎしりについてご紹介させてください。
私のここ数年の悩みの歯ぎしり・・・。
指摘されてからはマウスピースを就寝時に着用したりして対策を立てています!
それでも無くなりはしないのでそもそも原因はなんなのか?
これを皆様にもお話しできればと思います。
「眠っている間に、歯が悲鳴を上げているかもしれません。」——歯ぎしりの真実
夜、眠っている間に実は歯がぎりぎりとすり合わせ減っているとしたら?
これはドラマのワンシーンでも、オーバーな例えでもありません。
多くの人が気づかないうちに「歯ぎしり(ブラキシズム)」をしていて、朝起きたときの違和感、顎の疲れ、歯のすり減り…それらのサインを見逃してしまっています。
歯ぎしりってなに?
歯ぎしりとは、無意識のうちに上下の歯を強くこすり合わせたり、ぐっと噛みしめたりする行為です。特に眠っている間に多く起こるため、自分では気づきにくいのが特徴です!
この「音のない習慣」が長期間続くと、私たちの歯や顎、全身の健康にまで影響を与えることがあります。
なぜ、歯ぎしりをしてしまうの?
原因はひとつではありません。
代表的な要因を挙げてみましょう。
-
ストレスや緊張:現代社会において、ストレスは避けて通れない存在。歯ぎしりは、そのストレスを無意識に発散しようとする心のSOSかもしれません。
-
噛み合わせのズレ:歯並びや噛み合わせが不均等だと、顎にかかる負荷が偏り、歯ぎしりを引き起こすことがあります。
-
生活習慣:カフェインの過剰摂取、喫煙、アルコールも、歯ぎしりの誘因となることがあります。
-
睡眠の質の低下:浅い眠りや、睡眠時無呼吸症候群が関係しているケースもあります。
こんなサイン、見逃していませんか?
歯ぎしりは決して目に見える「派手な症状」ではありません。
けれど、静かに確実に私たちの体にダメージを与えています。
以下のような症状がある方は、一度歯科で相談してみると良いかもしれません。
-
朝起きたときに顎がだるい、痛い
-
肩こりや頭痛が頻繁にある
-
歯がすり減っている、欠けている
-
冷たいものがしみる
-
頬の内側に噛み跡がある
歯ぎしりがもたらすダメージとは?
歯ぎしりは、実に体重の数倍〜10倍もの力を歯にかけることもあるといわれています。
その結果…
-
歯が摩耗し、知覚過敏に
-
被せ物や詰め物が壊れる
-
顎関節症のリスク増加
-
顔のゆがみやエラの張り(筋肉の過発達)
「たかが歯ぎしり」と思っていると、将来的にインプラントや矯正治療が必要になるほどのダメージになることも。予防と早期対策がとても重要です。
歯ぎしりへのアプローチ
THE DENTALでは、歯ぎしりに対する包括的なアプローチを行っています。
単なるマウスピースの処方だけではなく、以下のような多角的な視点からサポートします。
-
精密な噛み合わせチェック
-
ストレス状態のヒアリング
-
必要に応じたマウスピースの提案
-
歯列矯正や咬合調整による根本改善
-
生活習慣のアドバイス
特にマウスピースはオーダーメイドで製作しています。
眠りの質を、歯から変える。
私たちが目指すのは、「健康的な歯」だけではありません。
歯の健康は、心と身体の健康にも直結します。
眠っている間もあなたの歯が安心して休めるように。
もしあなたやご家族が、少しでも歯ぎしりの兆候を感じたら。
そのときこそ、未来の健康への第一歩です。
気になる方は、ぜひ一度 THE DENTAL へご相談ください。
あなたの歯が静かに伝えている声を、私たちがしっかり受け止めます!