JOURNAL
大人の矯正

皆さま、こんにちは!
歯科助手の伊東です。
本日は「矯正」についてご紹介いたします。
矯正の種類や期間を知れば相談だけでもしてみようかなと思えるかも知れません。
そんな皆さまの背中を少しだけでも押せる力になれればと思います。
見た目も健康も変える “人生の再設計”
「歯並び、ずっと気になってたけど、もう遅いかな…」
「子どもが矯正を始めて、自分の歯並びが気になってきた」
「マスク生活のうちに始めればよかったかも…」
そんな声が、近年とても増えています。
矯正治療=子どもがするもの。
そう思われがちですが、実は今、成人の矯正がとても増えています。
見た目だけでなく、かみ合わせや健康への意識が高まっている今、
“きれいな歯並び”は単なる審美ではなく、未来の自分への投資と捉えられる時代へ。
今回は、大人の矯正治療について、素朴な疑問とともに丁寧に解説していきます。
「大人でも矯正できますか?」——答えはYes。
まず、最も多いご質問。
「大人でも矯正はできますか?」
はい、もちろん可能です。
実は歯の動くメカニズムは、子どもも大人も基本的に同じ。
ただし、大人の場合はすでに骨格が完成している分、力のかけ方や治療計画に工夫が必要になります。
たとえば、
・歯ぐきの状態(歯周病のリスク)
・過去の治療歴(ブリッジ・インプラント)
・顎の関節や生活習慣
こういった点を考慮して、**“その人にとってベストな動かし方”**を設計していくのが、大人の矯正の特徴です。
矯正は、見た目以上の効果がある
「見た目のために矯正するんでしょ?」
もちろん、見た目の改善も大きな目的のひとつです。
けれど実は、見た目以上に大切な変化があります。
たとえば…
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歯並びが整うと、磨き残しが減り、虫歯・歯周病のリスクが激減
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かみ合わせが整うと、肩こりや頭痛が軽減することも
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食べ物がしっかり噛めるようになり、消化や健康状態も改善
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話しやすくなったり、笑顔に自信が持てるようになったり
つまり、矯正は「歯並びの治療」ではなく、「人生の質を高める治療」なんです。
「目立つ装置はちょっと…」という方へ
矯正に対して不安を抱く大人の方の多くが気にされるのが、「装置の見た目」。
ご安心ください。今は、選択肢が広がっています。
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マウスピース矯正
透明な装置で目立たず、取り外しも可能。会議や食事も安心。 -
ホワイトワイヤーの表側矯正
従来よりも目立ちにくく、装置の進化により違和感も軽減。 -
裏側矯正(リンガル矯正)
歯の裏側に装置をつけるため、見た目からはほぼ分かりません。
THE DENTALでは、機能性と審美性のバランスを重視しながら、
患者さまのライフスタイルに合った治療法をご提案しています。
「期間は?痛みは?年齢制限は?」よくある疑問にお答えします
Q:治療期間はどのくらい?
→目安は1〜3年。軽度の歯並びなら半年〜1年で終わるケースもあります。
ライフイベント(結婚・転職など)に合わせたスケジュール調整も可能です。
Q:痛みはありますか?
→装置をつけた直後は少し圧迫感や違和感がありますが、鈍い筋肉痛のような感覚に近いと感じる方が多いです。数日〜1週間で慣れる方がほとんど。
Q:年齢の上限は?
→ありません。実際、50代や60代で矯正を始められる方もいらっしゃいます。
歯と歯ぐきの状態が整っていれば、何歳からでも始められます。
「もう少し早く始めればよかった」——その前に、一歩踏み出してみませんか?
矯正治療を終えた患者さまの多くが、最後に口にする言葉。
それは、「もっと早く始めればよかった」。
けれど、それは「今からじゃ遅い」という意味ではありません。
むしろ、始めたからこそ見えた景色であり、笑顔と自信に満ちたその言葉なのです。
まとめ:矯正は、“今からのあなた”を整える選択
歯並びを整えるということは、
「見た目」だけでなく、「健康」「食事」「発音」「自信」すべてを整えること。
それはまるで、人生をもう一度、微調整していくような感覚です。
忙しい日常の中で、自分のことは後回しになりがちな大人の私たち。
でも、だからこそ——この先の10年、20年をより豊かに過ごすために、
“矯正”という選択をしてみませんか?
THE DENTALでは、初回カウンセリングで無理な勧誘は一切行いません。
気になること、聞いてみたいことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。