JOURNAL
「光を当てないホワイトニング?それでも白くなる理由」

こんにちは。歯科衛生士の八田です。
ホワイトニングといえば、まぶしいライトを当てながら歯を白くしていく…そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
でも実は、ライトを使わなくても、しっかり白くなるホワイトニングもあるんです。
それが、THE DENTALでも導入している
《オパールエッセンス ブースト》というオフィスホワイトニングシステム。
今回はその“赤いジェル”が秘めたちょっと不思議で、実はとても理にかなった仕組みについて、お話ししていきます。
ライトを使わないのに、どうして白くなるの?
まずはここから。
「ホワイトニング=光を当てる」というイメージは、過酸化水素という薬剤を活性化させるために、ライトの熱を使う方式から来ています。ですが近年では、薬剤そのものの化学反応だけで十分に効果を発揮できるよう設計されたものが登場しています。
オパールエッセンスブーストは、その代表格。
光や熱を使わずとも、薬剤に含まれる高濃度の過酸化水素(35%)が歯の内部に浸透し、色素を分解して白くしていく仕組みです。
つまり、「光は不要。シンプルに、薬剤の力で白くする」。
それがオパールエッセンスブーストの哲学です。
その結果…
- 施術中の不快な熱さがない
- 熱による歯へのダメージのリスクが低い
- 時間も短く、効率的に白さを実感できる
という嬉しいメリットが得られます。
赤いジェル。その色にも意味があります
そして、来院された患者さまがよく驚かれるのが…
「あの、薬が…真っ赤なんですね?」
そう、オパールエッセンスブーストのジェルは、鮮やかな赤色をしています。
これは見た目のインパクト狙いではなく、実はとても合理的な理由があるのです。
赤い理由 ① 施術中の“視認性”が高いから
ホワイトニングの際には、歯ぐきに薬剤がつかないよう注意深く塗布する必要があります。
ジェルが透明や白だと、どこにどのくらい塗ったか分かりづらい。
でも赤ならどこにどのくらいジェルがのっているのか一目瞭然。
しかも、周囲の歯ぐきに薬がはみ出していないか、すぐに確認できます。
これは、施術者にとっても、患者さまにとっても“安心”につながるポイントなのです。
赤い理由 ② 効果の“変化”が見えるから
実はこの赤い色、施術中に少しずつ変化します。
その変化を見て、薬剤の効果が出ているか、ある程度の目安にできるのです。
これはいわば、ホワイトニング中に“目で見る反応”が得られるシステム。
科学的でありながらも、感覚的なわかりやすさも備えているのが、この赤いジェルの魅力です。
痛くない、しみにくい。それでも白くなる
ホワイトニングに「痛そう」「しみそう」というイメージがある方もいらっしゃると思います。
ですが、オパールエッセンスブーストは、グリセリンや保存料などの余計な成分を含まず、歯に優しく作用する設計。
さらに、歯を乾燥させないよう工夫されており、
施術後も「キーンとしない」「しみにくい」という声が多く寄せられています。
THE DENTALがこだわる“自然な白さ”
オパールエッセンスブーストは、一度でもしっかり白さを実感できる薬剤ですが、
THE DENTALでは“ただ白い”だけではなく、“その人にとって自然で美しい白さ”を大切にしています。
だからこそ、白くしすぎず、顔全体の印象に調和するような仕上がりをご提案します。
ご希望があれば、ホームホワイトニングとの組み合わせ(デュアルホワイトニング)も可能です。
最後に
赤い薬剤で、ライトを使わないホワイトニング。
初めて聞いたときは少し不思議に感じるかもしれません。
でも、その設計にはすべて意味があります。
安全性・視認性・快適性・効果――そのすべてを兼ね備えたホワイトニングだからこそ、THE DENTALではオパールエッセンスブーストを採用しています。
「ホワイトニング、気になるけど不安もある」
「白くしたいけど、不自然なのはちょっと…」
そんな方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
その一歩が、きっと新しい自分の笑顔に繋がります。