JOURNAL
その一枚に、未来が写っている。

— THE DENTALの“写真診療”とは?
こんにちは。歯科衛生士の八田です。
「えっ、写真も撮るんですか?」
診療中、そう驚かれる方が時々いらっしゃいます。
でも、その驚きは数分後、「あ、これはすごく分かりやすい」と納得の笑顔に変わるのです。
THE DENTALでは、診療の中で口腔内の写真撮影を積極的に行っています。
使っているのは「アイスペシャル」という、歯科専用に設計された高性能カメラ。
今回は、なぜ歯医者で“写真を撮る”のか。そして、それがどんな価値を生んでいるのかをお伝えしていきます。
ただの記録じゃない。「記録 × 可視化 × コミュニケーション」
歯の状態というのは、鏡を見ただけではなかなか分かりづらいもの。
「ここが虫歯ですね」「ここ、少し歯ぐきが下がってます」と説明されても、
自分の目では確認できず、なんとなくモヤモヤしたまま診療が進んでしまう…。
そんな経験、ありませんか?
THE DENTALでは、そうした不安を少しでも減らせるよう、「見て納得できる治療」を大切にしています。
その大きな役割を担っているのが、アイスペシャルによる写真診療です。
治療前・治療後の変化、歯ぐきの状態、詰め物や被せ物の細部まで、高画質かつ自然な色調で記録できるこのカメラは、説明の「わかりやすさ」を飛躍的に高めてくれます。
院長の説明にも欠かせない「見える化」のツール
実は当院の院長も、このアイスペシャルを日常的に使っています。
特に治療のスタート時には必ず登場。
「この写真を見ると、咬み合わせのバランスが分かりますよ」
「こちらが今の状態、こちらが治療後です。比べてみてくださいね」
——写真を一緒に見ながらお話しすると、不思議と患者さまの表情がやわらぎます。
言葉だけでは伝えきれない部分も、“一枚の画像”が直感的に補ってくれる。
それは診療の場において、とても大きな安心感につながっています。
美しく残す。歯の記録にも、上質を。
THE DENTALで使っているアイスペシャルは、医療機器でありながら、その画質の美しさにも定評があります。
- 自然な色調補正で、歯や歯ぐきの本来の色がわかりやすい
- 影や映り込みが少なく、細部まではっきり映る
- 撮影が数秒で完了。フラッシュもやさしく、患者さまへの負担が少ない
写真というと、治療のための“記録”というイメージがあるかもしれません。
でも当院では、それだけでは終わりません。
“その人の歯の美しさ”を、ひとつの作品のように残す。
そんな想いも、ほんの少し込めています。
Before / Afterを比較する。変化が“見える”という喜び
ホワイトニング、矯正治療、セラミック治療。
どの治療も、Beforeの状態を残しておくことで、「どれだけ変わったか」が目に見えるようになります。
実際に、
- 「こんなに変わったんですね!」
- 「最初の写真、もう自分じゃないみたい」
- 「どこが気になっていたか思い出せないくらいです(笑)」
…といったお声もよくいただきます。
この“変化が見える”こと自体が、患者さまの満足感や達成感にもつながる。
だから私たちは、治療後に「ちょっと写真を撮らせてくださいね」とお願いすることがあります。
それは、あなたの頑張りを記録する瞬間でもあるのです。
写真は、未来の歯を守る道具にもなります
一見キレイに見える歯でも、1年前と比べてわずかにすり減っていたり、
歯ぐきの位置がほんの少し下がっていたりすることがあります。
定期的に写真を撮ることで、静かに進行する変化を見逃さないことができるのです。
これは、歯科医師だけでなく、歯科衛生士にとっても大きな手がかり。
担当者が変わっても、過去の写真があれば、その人の「これまで」をきちんと引き継げる。
——それが、THE DENTALで「写真も診療の一部」と考えている理由です。
最後に
「歯の写真を撮る」というと、少し構えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
でも、THE DENTALでの撮影は、まるで鏡をのぞくような感覚。
今の自分の歯と、やさしく向き合える時間でもあります。
美しさと精密さを兼ね備えたアイスペシャルは、
患者さまの笑顔と未来を記録する、私たちの大切なパートナーです。
これから診療にいらしたとき、もしカメラを向けられたら、
「今の自分の歯、ちょっと見てみようかな」
そんな気持ちでシャッターを受け止めていただけたら嬉しいです。