JOURNAL
虫歯の治療

皆さま、こんにちは!
歯科助手の伊東です。
虫歯の治療、そもそもどこからが虫歯で何をするの?と疑問に持たれた方はいらっしゃいませんか?
疑問を少しずつ解消していき歯医者に対する不安を取り除いていきましょう!
虫歯の治療って、どんなことをするの?
― “こわくない・わかりやすい・やさしい”治療のために ―
虫歯ができてしまったかも…
なんとなく痛い気がする…
黒く見える部分があるけど、これって放っておいて大丈夫?
そんなふうに感じながらも、「歯医者はちょっとこわい」「痛そうだから後回しにしたい」と思ってしまう方、多いのではないでしょうか。
でも、虫歯は待っていても治りません。
むしろ、静かに、でも確実に、進行していきます。
今回は、「虫歯の治療って実際どんなことをするの?」という疑問にお応えしながら、THE DENTALで大切にしている“痛くない・安心できる”治療についてご紹介します。
■ 虫歯の進行段階と治療法
虫歯は、進行の深さによって治療の内容が変わってきます。
ここでは、一般的な分類とそれぞれの治療法を、わかりやすくご説明します。
◆ 初期虫歯(C0~C1)
◎症状:痛みなし。表面が白く濁ったり、ごく小さな黒い点がある程度。
◎治療法:この段階であれば、削らずに経過観察。
フッ素塗布やセルフケアの強化で、再石灰化を促すことができます。
この段階で見つかると、「治療しない治療」で済むことが多く、通院も不要になることがあります。
◆ 中程度の虫歯(C2)
◎症状:冷たいものがしみる・黒い穴が見える
◎治療法:虫歯に侵された部分を最小限だけ削り、白い詰め物(レジン)で補います。
必要に応じて麻酔も使用しますが、表面麻酔を行ってから注射するので、痛みは最小限です。
◆ 神経まで達する虫歯(C3)
◎症状:ズキズキと痛む、夜眠れないほどの痛み
◎治療法:ここまで進むと、虫歯が神経に達している可能性が高く、根管治療(神経の治療)が必要です。
神経を取り除いたあと、内部を丁寧に洗浄・消毒し、最終的には土台+かぶせ物(クラウン)で補います。
痛みが強い場合には、まず応急処置のみ行い、痛みが落ち着いてから本格治療に入るという選択も可能です。
◆ 歯の根まで虫歯が進んだ場合(C4)
◎症状:神経が死んで痛みがなくなるが、腫れや膿が出ることも
◎治療法:ここまでくると、歯を残すのが難しくなるケースも。
抜歯の必要が出てくることもありますが、インプラントやブリッジなど、その後の選択肢も丁寧にご説明します。
■ THE DENTALの“こわくない”虫歯治療
1. 「いきなり削る」ことはありません
まずは検査と説明を行い、何を、なぜ、どのように治療するのかをしっかりお話します。
わからないまま進む治療ほど、こわいものはありません。だからこそ、見える資料と画像で納得いただける説明を心がけています。
2. 痛みの少ない麻酔技術
麻酔も“痛くないようにするため”の大切なプロセス。
表面麻酔で歯ぐきを麻痺させてから極細の針でゆっくり注入することで、痛みを感じにくい麻酔が可能です。
3. 精密な治療で、削る量は最小限
私たちが目指すのは、「歯を削らないで済む未来」を守ること。
だからこそ、治療が必要なときには最小限の処置で最大限の効果を出すことにこだわります。
■ 虫歯を繰り返さないために、大切なこと
実は、虫歯治療で本当に大事なのは「治したあと」。
再発を防ぐためには、
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歯磨きの質の向上
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歯間ブラシやフロスの活用
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食習慣の見直し
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定期的なメンテナンス(プロケア)
が欠かせません。
THE DENTALでは、ただ虫歯を治すだけでなく、二度と同じ場所が虫歯にならないための予防を大切にしています。
まとめ:怖くても、大丈夫。私たちがいます。
虫歯の治療に不安を感じるのは、ごく自然なこと。
でも、放っておくと、さらに大きな治療が必要になってしまう可能性もあります。
THE DENTALでは、「歯医者が苦手」「治療がこわい」と感じている方こそ、安心して通える医院を目指しています。
小さな違和感のうちに、
「もしかして?」と思ったら、どうぞお気軽にご相談ください。
それは、“削らずに済む未来”への、最初の一歩かもしれません。