JOURNAL
「この1台が変える、歯の予防ケア」

— エアフロープロフィラキシスマスターという“憧れの機器”の正体
こんにちは。歯科衛生士の八田です。
「歯科衛生士として、自分がクリーニングを受けるなら迷わずエアフローを選びます」
…そう語った前回のブログ、あれは私たち歯科衛生士の“本音”でもあり、“願い”でもあります。
ですが実は、エアフローと一言でいっても、その種類や性能はさまざま。
今回は、私たちが日々の診療で使っている、エアフロープロフィラキシスマスター(EMS社製)という機器について、私たち歯科衛生士がプロの目線でも惚れ込むその魅力を、少し専門的な視点も交えながらお話しします。
■ 衛生士として“憧れた”1台
エアフロープロフィラキシスマスター(EMS社)は、いわば“理想を詰め込んだマシン”。
歯科衛生士にとって、それは「いつか扱ってみたい」「この機器で予防をしたい」と思わせる存在です。
- 患者さんにやさしい
- 歯や歯ぐきを傷つけにくい
- 汚れはしっかり落ちる
- 施術する側も疲れにくい
「機械がすごい=楽ができる」という意味ではありません。
むしろ、技術を正しく活かす“ステージ”として完璧なんです。
THE DENTALでは、この機器を使うからこそできるケアを、日々追求しています。
■ 他のパウダー機器と何が違うの?
「エアフロー」という名前は、他の機器にも使われることがありますが、エアフロープロフィラキシスマスターは別格です。
主な違いを簡単にご紹介します。
1. パウダーの粒子の細かさと均一性
EMS社が開発したエリスリトールベースのパウダー(Airflow® PLUS)は、非常に細かく均一。
他社製の粗いパウダーに比べて、歯面や歯肉にやさしく、歯の凹凸にもなじんでしっかりバイオフィルムを除去できます。
2. 専用ノズルの性能
歯の表面用と歯周ポケット用でノズルを使い分けることができ、深い部位まで安全かつ効果的に届く設計。
これにより、軽度~中等度の歯周病ケアにも対応できます。
3. 温水機能と圧力制御
施術中の不快感を軽減する温水設計と、パウダー噴射の繊細なコントロールが可能。
これが「痛くないクリーニング」の理由でもあります。
つまり、ただの“空気とパウダーを吹きつける装置”ではなく、口腔内の環境を徹底的にコントロールするための“精密機器”なんです。
■ エリスリトール×エアフローで変わる、予防の質
ここで改めて、エリスリトールパウダーの強みをお伝えします。
- 虫歯の原因菌であるミュータンス菌の活動を抑制
- バイオフィルムの形成を防ぎ、歯ぐきの炎症リスクを軽減
- シュガーフリーガムにも使用されている、体にやさしい成分
このパウダーでクリーニングすることで、
「プラークが落ちる」だけでなく、“付きにくく・悪さしにくいプラークに変わる”のです。
予防のステージが、「除去」から「環境を整える」へ。
それが、今の時代のエアフローの位置づけです。
■ THE DENTALで“本物の予防”を体験してほしい
THE DENTALでは、エアフロープロフィラキシスマスターをすべての患者さまに最適な形で提供するために、
- 衛生士のGBT研修(Guided Biofilm Therapy)
- 個々のリスク評価に基づいたクリーニングプランの提案
- 施術前後の口腔内写真による“見える安心”
…など、ハードとソフトの両面でクオリティを高めています。
■ 結びに
もしあなたが、まだ“ガリガリするだけのクリーニング”に慣れてしまっているなら——
ぜひ一度、エアフロープロフィラキシスマスターによるクリーニングを体験してみてください。
歯科衛生士として、そして1人の患者として、私はこの機器に絶大な信頼を置いています。
歯を守ることは、未来の自分への投資。
その価値を、ぜひあなたにも体感してほしいと思います。