JOURNAL
歯科矯正を始めるタイミング

みなさまこんにちは、歯科衛生士の本間です。
セミの声に、夏の到来を感じる今日このごろ。
この時期、学校の健康診断やお子さんの成長を機に、「そろそろ矯正かな?」とご相談にいらっしゃる方が増えてきます。
でも実は、矯正治療に「ベストなタイミング」は人それぞれ。
大人と子どもでも、開始時期や目的がまったく異なることをご存じですか?
今回は、矯正を始める時期の見極め方について、THE DENTALが丁寧にお伝えします。
子どもの矯正は“成長”がカギ
お子さんの矯正は、骨の成長をうまく利用できる「タイミング」がとても重要です。
そのため、大きく2つのステップに分けて治療を行うことがあります。
●第一期治療(6〜10歳ごろ)
乳歯と永久歯が混ざる“混合歯列期”に行う矯正です。
あごの骨のバランスを整えたり、永久歯がきれいに並ぶスペースを確保したりする目的があります。
この時期の治療は、見た目というよりも「土台を整える」ことにフォーカスされるのが特徴になります。
この土台作りがしっかりできると、将来の本格的な矯正治療が不要になる場合もあります。
●第二期治療(12歳ごろ〜)
永久歯がすべて生えそろった段階で行う本格的な矯正です。
歯並びや噛み合わせを整えて、美しさと機能性の両立を目指します。
大人の矯正は「始めたいときが始めどき」
「大人になってから矯正って遅い?」というご質問も多くいただきますが、そんなことはありません。
大人の矯正に“遅すぎる”ということはありません。
もちろん、成長を利用することはできませんが、大人ならではのメリットもあります。
●意識が高いからこそ、治療がスムーズ
自分の意思で矯正を始める方がほとんどなので、モチベーションが高く、セルフケアや通院もスムーズに進みます。
●選べる装置の選択肢が多い
見た目が気になる方には、透明なマウスピース矯正など、目立ちにくい選択肢もございます。
ライフスタイルに合わせたプランが提案できます。
こんなサイン、見逃していませんか?
「矯正したほうがいいかも…?」と感じるタイミングには、いくつかのヒントがあります。
お子さんの場合:
- 前歯の永久歯がなかなか生えてこない
- あごが左右どちらかにずれている
- 指しゃぶりや口呼吸がなかなかやめられない
- 歯と歯の間にすき間が多い、またはギュウギュウに並んでいる
大人の場合:
- 見た目の歯並びが気になる
- 噛みにくさや、あごの痛みがある
- 歯が年々傾いてきている
- 歯磨きがしにくく、虫歯や歯周病が再発しやすい
1つでも当てはまったら、まずはお気軽にご相談ください。
THE DENTALでは、月に1回「矯正専門ドクター」が診療しています
「矯正って興味はあるけど、なんだかハードルが高そう…」
そんなふうに感じている方も、まずは無料の矯正相談からスタートしてみませんか?
THE DENTALでは、毎月1回日曜日に矯正専門ドクターが来院し、相談や診断、矯正調整を行っています。
事前予約制なので、普段お仕事や学校で忙しい方にも好評です。
お子さまの「いま」の成長を活かすもよし、
大人の「これから」の印象や健康を整えるもよし。
歯並びは、見た目だけでなく、噛む力・話す力・将来の歯の残存率にも深く関わる要素です。
だからこそ、「今からできること」を一緒に考えてみませんか?
最後に:矯正の第一歩は、情報を知ることから
矯正治療は、人生に大きなプラスをもたらす医療です。
だけど、誰にとってもはじめは不安や疑問があるもの。
THE DENTALでは、一人ひとりのお口に合わせた最適な時期・方法を丁寧にご案内しています。
気になることがあれば、いつでもお気軽にスタッフにお声かけくださいね。
あなたと、あなたのお子さまが、自信を持って笑える未来へ。
THE DENTALが、その一歩をお手伝いします。