2026.06.05 診療コラム

歯ぎしり食いしばりしていませんか?

皆さまこんにちは。
池尻大橋の歯科医院、THE DENTALの本間です。
最近は気温も少しずつ上がり、季節の変わり目を感じる日が増えてきましたね。
新生活や環境の変化があるこの時期は、知らないうちに疲れやストレスが溜まりやすくなるタイミングでもあります。
そんな中で、実は増えやすいのが「歯ぎしり」や「食いしばり」です。

患者さまからも、

「朝起きると顎が疲れている」
「気づくと奥歯に力が入っている」
「歯がしみる気がする」

といったご相談をいただくことがあります。

今回は、歯ぎしりや食いしばりの原因、歯やお口への影響、そして日常でできる対策について、わかりやすくお伝えしていきます。


■ 歯ぎしり・食いしばりとは?

歯ぎしりや食いしばりは、無意識のうちに歯へ強い力をかけてしまう状態です。

代表的なものとしては、

・寝ている間の歯ぎしり
・日中の食いしばり
・無意識に上下の歯を接触させるクセ

などがあります。

実は、通常の食事でかかる力よりも強い力が長時間かかることもあり歯や顎に大きな負担を与えます。


■ 歯ぎしり・食いしばりの原因

原因はひとつではありませんが、特に多いのがストレスや緊張です。

例えば、

・仕事や学校のストレス
・集中している時間
・スマホやパソコン作業
・睡眠の質の低下

こうした状況では無意識に力が入りやすくなります。また、噛み合わせや生活習慣が関係していることもあります。


■ 実は“気づいていない方”が多い

歯ぎしりや食いしばりは、無意識に行っていることが多いため自分では気づいていないケースが少なくありません。

歯科医院で、

「かなり力がかかっていますね」

と初めて知る方も多いです。


■ こんな症状はありませんか?

歯ぎしり・食いしばりがある方に多い症状として、

・朝起きると顎が疲れている
・歯がしみる
・詰め物が取れやすい
・歯にヒビが入る
・肩こりや頭痛
・エラが張ってきた気がする
・歯がすり減っている

などがあります。

特に「噛むと違和感がある」「特定の歯だけ痛い」というケースでは、強い力が原因になっていることもあります。


■ 歯やお口への影響

歯ぎしりや食いしばりは、少しずつ歯へダメージを与えていきます。

例えば、

・歯のすり減り
・歯のヒビや破折
・知覚過敏
・歯周病の悪化
・被せ物や詰め物の破損

などにつながることがあります。

特に神経を取った歯は割れやすくなるため、注意が必要です。


■ 日常で気をつけたいこと

まず大切なのは、「上下の歯は普段接触していないのが正常」ということを知ることです。

リラックスしている状態では、本来歯と歯の間には少し隙間があります。

ですが、食いしばりがある方は

・仕事中
・スマホを見ている時
・運転中

など無意識に噛んでいることがあります。まずは、「今、噛んでいないかな?」と気づくことがとても重要です。


■ ホームケアでできる対策

日常でできる対策としては、

・上下の歯を離す意識を持つ
・肩や首の力を抜く
・長時間の食いしばりを避ける
・寝る前にリラックスする
・睡眠環境を整える

などがあります。

また、スマホやパソコン作業が長い方は

定期的に姿勢をリセットすることも大切です。


■ ナイトガードという選択

夜間の歯ぎしりが強い場合は、「ナイトガード(マウスピース)」を使用することもあります。

ナイトガードは、

・歯への負担軽減
・歯の破折予防
・顎への負担軽減

などを目的として使用します。

「歯ぎしりを完全に止める」というよりは、ダメージを減らすための装置というイメージが近いです。


■ 食いしばりとボツリヌス治療

食いしばりが非常に強い場合には、ボツリヌス治療が選択肢になることもあります。

筋肉の緊張を和らげることで、歯や顎への負担を軽減する方法です。

ただし、状態によって適応は異なるため、しっかり診査した上で判断することが大切です。


■ 「少し気になる」段階が大切

歯ぎしりや食いしばりは、痛みが出るまで気づきにくいこともあります。

ですが、違和感の段階で気づけると、

・歯の破折予防
・知覚過敏の悪化予防
・被せ物のトラブル予防

につながります。


■ 最後に

歯ぎしりや食いしばりは、決して珍しいものではありません。

むしろ、現代では多くの方が何らかの形で力の影響を受けているとも言われています。

だからこそ大切なのは、

「今、自分のお口にどのくらい負担がかかっているのか」

を知ることです。

池尻大橋で歯科医院をお探しの方、
歯の違和感や食いしばりが気になっている方へ。池尻大橋 一般歯科 小児歯科 矯正歯科 口腔外科 THE DENTALでは、
お口の状態や生活習慣に合わせたケアをご提案しています。

「もしかして自分も?」という段階でも大丈夫です。
ぜひお気軽にご相談ください。
お待ちしております。

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