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虫歯によくなりやすい人には共通点があった!
皆様こんにちは、歯科助手の雛田です。
毎日きちんと歯を磨いているのに、なぜか虫歯ができてしまう。そんな経験、ありませんか?実は私もよく虫歯になりやすく、なんでしっかり歯磨きをしているのになってしまうんだろうと疑問に思っていました。実は「磨いているのに虫歯になる人」には、ある共通点があります。
磨いているのに虫歯になる人に共通すること
・ 磨き方が自己流になっている
時間をかけて磨いても、磨き方が間違っていると汚れは残ります。強くゴシゴシ磨きすぎたり、同じ場所だけを磨いていたりすると、歯ブラシの毛先が歯の溝や歯間、歯と歯ぐきの境目に届きません。「長く磨けば安心」と思い込まず、正しい磨き方を意識することが大切です。
・歯間ケアが不足している
虫歯の約8割は、歯ブラシが届かない場所で発生するといわれています。フロスや歯間ブラシを使わないと、歯と歯のすき間に虫歯菌が残りやすくなります。
磨いているのに虫歯になる人は、歯間ケアが習慣化できていないことがよくあります。
・食生活や飲み物の影響
間食や甘い飲み物を頻繁に摂る人も、虫歯になりやすい傾向があります。虫歯菌は糖をエサに酸を作り、歯を溶かします。
毎日磨いていても、口の中が酸性の状態では歯は守れません。
甘いものを摂るタイミングや量を見直すことも大切です。
・唾液や体質の影響
唾液は、歯を守る大切な役割を持っています。
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酸を中和する
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歯の再石灰化を助ける
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細菌を洗い流す
唾液の量が少ない人や、質が弱い人は虫歯になりやすくなります。口呼吸や薬の影響も、唾液量を減らす原因です。
・歯科での定期チェックが抜けている
磨き残しや小さな虫歯は、自分では気づきにくいものです。
定期的に歯科でチェックし、クリーニングを受けることで、小さなトラブルを早期に防ぐことができます。
磨いているのに虫歯になる人は、ホームケアだけで安心してしまい、プロケアを取り入れていないことが多いのです。
まとめ:磨くだけでは虫歯は防げない
毎日磨いているのに虫歯になる人は、この5つのポイントを見直すと、かなり改善できます。
大切なのは、磨くだけで安心しないこと。
正しい磨き方を覚え、歯間ケアを習慣化し、定期的に歯医者さんでチェックすることで、歯を失うリスクはぐっと減ります。
毎日の小さな工夫が、未来の笑顔を守る大きな一歩です。
THE DENTALで定期的なメンテナンスを行い、今日からできることを少しずつ始めて、歯を長く大切にしていきましょう!











