2025.11.22 お知らせ

見えない努力で変わる、痛みのない治療とは?

皆様、こんにちは。歯科助手の雛田です。
「歯医者は痛いところ」「音が怖い!」

そう思っている方は、今も少なくないかもしれません。
けれど最近では、痛くない治療を掲げる歯科医院も増えています。では、その「痛くない」はどうやって実現しているのでしょうか。THE DENTALでも、患者さまに安心して治療を受けていただくために、見えないところでいくつもの工夫を重ねています。

麻酔のチクッをなくすために

歯科治療で一番ドキッとする瞬間。それは、麻酔の注射かもしれません。THE DENTALでは、その一瞬の不安さえもできる限り減らすために、「表面麻酔」というジェル状の薬を歯ぐきに塗ってから麻酔を行います。

さらに、麻酔液を一定の速度で注入する「電動麻酔器」を使用。急に圧がかからないため、痛みが生じにくく、
「いつ麻酔したのかわからなかった」と感じる方もいるほどです。
また、使用する針は髪の毛ほどの細さ。
見えないほどの微細な工夫が、安心感を大きく変えています。

治療前の空間づくりも大切にしています

人は緊張していると、同じ刺激でも痛みを強く感じやすくなります。そのためTHE DENTALでは、治療そのものだけでなく、
心の痛みにも寄り添う空間づくりを大切にしています。

白とグレーを基調としたやわらかな照明、
ホテルのような落ち着いた香り、
そしてテンピュール素材のチェア。

体をゆだねる時間そのものがリラックスにつながるよう、
五感すべてで「安心」を感じていただける設計にしています。

説明の声かけも痛みをやわらげる

人は、何をされるのか分からないときに、最も不安を感じます。当院では何かを行う際には、必ず「今からこうしますね」「あと30秒ほどです」といった声かけをしております。

先が見えるだけで、体は自然とリラックスします。
患者さまの表情や呼吸の変化を見ながら、
スピードを調整したり、一度手を止めたり。そうした気づきの一手間が、痛みを感じにくい治療へとつながります。

痛くならないように通うという選択

痛くない治療を支えるもう一つのポイントは、
「痛くなる前に受診する」ことです。

定期的にクリーニングやチェックを行うことで、
虫歯や歯周病の初期段階を早く見つけることができます。
削る、抜くといった大きな処置を避けることができれば、
結果的に痛くない治療が実現します。

当院では、人によりますが1〜3ヶ月ごとのメインテナンスをおすすめしています。痛みが出てからではなく、
痛くならないように来ていただくのが理想です。

痛くないを支えるのは、人の手と心

どんなに機械が進化しても、
患者さまの安心を守るのは、やはり人の手です。

麻酔を打つスピード、治療の合間の声かけ、
患者さまが小さく肩をすくめたその瞬間の気づき。
そうした細やかな観察と優しさが、
本当の意味での「痛くない治療」を支えています。

THE DENTALが目指すのは、
痛みをなくす”けでなく、
安心して任せられると感じてもらえる歯科医療です。

今日も、見えないところで積み重ねる努力が、
患者さまの笑顔をやさしく支えています。
「歯医者=痛い」というイメージが、
少しずつ変わっていきますように。

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