J.Yamamoto

プロフィール

入社年月:2023年4月
出身地:群馬県伊勢崎市

01.仕事内容

不安を安心へ変える、寄り添いながら導く矯正治療のサポーター。

矯正治療は、一般的な歯科治療に比べると専門性が高く、見えにくい部分も多いため、患者さまが不安を抱きやすい治療のひとつです。
歯を削ったり抜いたりするわけではないものの、「なぜこの装置が必要なのか」「どれくらい痛みがあるのか」「どのように歯が動いていくのか」といった疑問が生まれやすく、治療の全体像を理解しにくいことが、その不安の大きな要因になっています。
さらに、矯正治療は大人と子どもで治療の目的や進め方、使用する装置、治療期間が大きく異なります。
大人は見た目の改善だけでなく、機能回復や将来的な歯の健康維持を目的とすることが多い一方、子どもでは顎の成長を利用しながら無理のない矯正を行うなど、アプローチも配慮すべき点も変わってきます。
そのため、患者さまの年齢や生活背景に合わせた細やかなサポートが欠かせません。

特に小児矯正では、初めての歯科治療に不安や恐怖心を抱くお子さまが多く、治療に対して前向きになれるような声かけや、安心して座れる環境づくりがとても重要です。
「何をされるのかわからない」という気持ちは大人でも不安になりますが、子どもにとってはなおさら大きく感じられます。
だからこそ、治療前にどんな器具を使うのか、どのような手順で進めるのかを、できるだけ優しく、わかりやすい言葉で説明することを心がけています。
私は、患者さまや保護者の方に対して、治療の流れや装置の役割、予想される変化などを丁寧にお伝えし、疑問や不安を一つずつ解消しながら進めることを大切にしています。

矯正治療は、理解しないまま進んでしまうことが何よりも大きな不安につながります。
だからこそ、患者さまが納得し、治療に前向きな気持ちで取り組めるよう、常に丁寧で誠実なコミュニケーションを心掛けています。
矯正治療は長期間にわたることが多いからこそ、患者さまとの信頼関係が治療成功の大きな鍵になります。
その信頼を築くためにも、安心できる説明と寄り添った対応を何より大切にしています。

02.入社理由

長い縁。

院長とは、大学時代から続くとても長い付き合いがあります。
同じ歯科の道を志す仲間として、講義の合間に教室の隅でお互いの疑問点を語り合ったり、試験前には夜遅くまで残って実技や知識を確認し合ったりと、互いに刺激を受けながら切磋琢磨してきました。
ときには真剣に議論し合い、ときには励まし合いながら、その積み重ねが自分にとって大きな糧となりました。

一方で、勉強だけの関係ではなく、肩の力を抜いて一緒に車で出かけたり、何気ない駄洒落で笑い合ったりと、学生らしい時間も多く共有してきました。
特に思い出深いのは、二人で石垣島まで合宿免許を取りに行ったときのことです。
開放的な島の空気の中で楽しい時間を過ごしつつも、私だけ仮免に落ちてしまい、院長は真っ先に帰るというまさかの展開に。
しかし、そのときも「大丈夫、落ち着いて頑張れ」と励ましてくれ、支えてくれました。
あの経験は、悔しさと同時に、院長の優しさや人としての温かさをあらためて感じた出来事でもあります。
気づけば、大学時代の思い出の多くが院長との時間に結びついており、それほど深い関係を築いてきた存在です。

卒業後、院長が開業に向けて歩みを進めていく姿を、私はずっと近くで見てきました。
患者さまにどう向き合うべきか、どんな医療を提供したいのか、スタッフが無理なく働ける環境とはどんな場所なのか、ひとつひとつを丁寧に考え、迷いながらも誠実に行動していく院長の姿勢には、共感以上の深い尊敬の念を抱くことが何度もありました。

そんな院長から「一緒に働かないか」と声をかけていただいたとき、迷いはほとんどありませんでした。
自然と、「この医院なら、自分も安心して患者さまと向き合える」「院長の想いを、自分の手でも支えていきたい」と感じたからです。
長いご縁の中で育まれた信頼関係はもちろん、院長が大切にしている理念や姿勢に心から共感しているからこそ、この場所でなら自分の力を最大限に活かせるという確信がありました。

これまで間近で見てきた院長の熱意、そして人を大切にする温かさを、私自身も治療や対応のひとつひとつを通して患者さまに届けていきたいと思っています。
患者さま一人ひとりに寄り添い、安心して任せていただける医療を目指して、これからも丁寧に、真摯に向き合ってまいります。

03.大切にしていること

笑顔を育む矯正治療を。

私が矯正治療で大切にしているのは、「この治療を選んで本当によかった」と、患者さまに心から思っていただけるような体験をお届けすることです。
矯正治療は、人生の中で一度、もしくは多くても数回しか経験しない特別な医療行為です。
その大切な選択に携わる者として、治療が終わったあとに「もっとこうしておけばよかった」という後悔が残らないよう、一つひとつの工程を丁寧に重ね、納得と安心を持って進めていただける治療を目指しています。

また矯正治療は、一般的な歯科治療と比べると患者さまにとって馴染みのない部分がとても多い治療です。
歯がどのように動いていくのか、装置にはどんな種類がありどんな特徴があるのか、どれくらいの頻度で通院する必要があるのか、治療中にどんな痛みや違和感が出るのか、そして生活にどのような変化が起きるのか。
治療に踏み出す前に抱える不安や疑問は、患者さまの数だけ存在すると感じています。

だからこそ私は、説明をする時間を何より大切にしています。
治療の流れや使用する装置の特徴をお伝えするだけでなく、そのメリットはもちろん、デメリットや注意点まで包み隠さずしっかりお話しします。
どんな小さな疑問でも遠慮なく聞いていただき、それに対して丁寧にお答えすることで、患者さま自身が治療に対して主体的に向き合える状態をつくりたいと思っています。
心の中の不安が少しずつほどけていくことで、治療そのものが前向きなものへ変わっていくと実感しています。

矯正治療は「歯を動かすこと」だけが目的ではありません。
治療を通して患者さまが自分の笑顔にもっと自信を持てるようになり、人前で話すことや笑うことがこれまで以上に自然で心地よいものになる。
そんな日常の変化こそが、本当の価値なのだと思います。

その先にある毎日が、ほんの少しでも明るく軽やかに感じられるようになることを願って、私は治療に向き合っています。
そのお手伝いができるよう、これからも誠実に、丁寧に、そして患者さま一人ひとりの気持ちに寄り添いながら矯正治療に取り組んでまいります。

04.印象に残っていること

どんな困難も、時間が経てば微笑ましい思い出に変えられる。

矯正治療で特に印象に残っている患者さまのエピソードがあります。

その方は、咬む力がとても強く、装置をつけても硬いものを食べて装置に当たってしまい、何度も外れてしまうほどでした。
さらに歯の動きが良すぎて、ワイヤーの端がすぐ粘膜に刺さってしまうこともあり、まるで装置と歯が小さな攻防戦を繰り広げているかのような日々でした。
患者さまは「また外れちゃいました…!」と苦笑いしながら通院され、私も「今度こそ大丈夫!」と必死に調整しながら、思わず笑ってしまう場面もありました。しかし、治療中盤からは装置も安定し、外れることもほとんどなくなり、順調に治療を進めることができました。
こうしたちょっとしたハプニングも、長い治療の中では患者さまの頑張りを実感するひとコマとして、私の記憶に残っています。

矯正治療は数ヶ月から数年にわたる長い治療です。
その間、患者さまはワイヤーによる痛みや装置の違和感、食事や生活の制約など、さまざまな困難と向き合いながら治療を進めていかなくてはなりません。
私自身、治療に来られる患者さまの表情や不安な声を目にするたびに、その一歩一歩の努力の大きさを実感し、誠実に寄り添うことの重要性を強く感じています。

治療を終えた後に、整った歯並びと自信に満ちた笑顔で患者さまが
「矯正治療をやって本当に良かったです」
と伝えてくださる瞬間は、何にも代えがたい喜びです。
これからも患者さま一人ひとりの想いに真摯に向き合い、笑顔と健康を支える治療を提供できるよう、誠心誠意取り組んでまいります。
矯正治療を通して患者さまの毎日が少しでも明るく、前向きなものになるお手伝いができれば、それ以上の喜びはありません。

05.プライベートや趣味

日常も非日常も。

私の趣味は、旅行と美味しいご飯、そして観光です。
気になった観光地や名所を目指して車でドライブする時間が特に好きで、愛車に乗るひとときは何にも代えがたい楽しみです。
特に、ロータスエリーゼや991タルガなどのMT車やオープンカーに乗るのが癖で、ハンドルを握りながら景色を楽しんだり、カーブを走る感覚を味わったりするのがたまらなく好きです。

道中の景色や立ち寄りスポットも旅の楽しみのひとつで、途中で見つけた小さなカフェや地元の名産品を扱うお店に立ち寄ることもあり、そうした偶然の出会いが旅をより豊かにしてくれます。
現地でその土地ならではの食べ物や郷土料理を味わうのも大きな楽しみで、どんな小さなお店でも、美味しい一皿と出会えると心が躍ります。
もし皆さまのおすすめの場所やご飯があれば、ぜひ教えていただけると嬉しいです。旅の話や情報交換を通して、新しい発見や楽しみが広がるのもまた趣味の魅力だと感じています。

そして最近、自宅で猫を迎えました。毎日少しずつ成長していく姿や、思わず笑ってしまうようなふとした仕草の可愛さに、日々とても癒されています。
仕事から帰ってきたときに、玄関まで出迎えてくれる姿を見ると、疲れも一瞬で吹き飛ぶような感覚になります。
まだ子猫なので、元気いっぱいに遊ぶ姿や新しいことに挑戦する様子を見守るのも、毎日の楽しみのひとつです。
猫との生活を通して、小さな幸せや日常の大切さを改めて感じる毎日で、これからも一緒に過ごす時間を大切にしていきたいと思っています。

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