JOURNAL
妊娠中の歯医者の疑問
みなさまこんにちは 受付の松本です。
本日は妊娠中の歯医者での疑問についてお答えしていきます。
妊娠中に歯医者に行っても大丈夫か?
という質問を受けることがありますが、自信を持ってお伝えします。
大丈夫です!!!!!!
妊娠中の歯科治療は、妊娠中のお母さんやお腹の赤ちゃんへの影響が心配ですよね。
ですが、心配だからといって痛みや症状を我慢したり、お口の悩みを放置することは非常に危険です。
歯のお悩みをお一人で抱え込む必要はありません。
当院では妊娠中または妊娠の可能性がある場合には、お母さんや赤ちゃんへの安全を最大に考慮した診療をおこないますので安心してください。
長時間同じ姿勢が辛かったり、吐き気がするなど、妊娠にまつわる症状があればなんなりとお申しつけください。
お体に無理のない範囲で最大限の治療を行います。
【妊娠中の歯科治療で3つの心配】
1、レントゲン撮影
当院では妊娠中の方には原則レントゲン撮影をせずに診察を進めていきます。
診断の際どうしても必要と医師が判断した時のみ、レントゲン撮影を行う可能性はありますが、必ず患者様にご説明いたします。
当院のレントゲンは最新の機器を使用しているため、被曝量はごくごく微量です。
また、撮影する範囲は口周り顎まわりと限局的な撮影に留まります。
防護エプロンを使用すれば胎児への影響はないとされていますのでご安心ください。
2、麻酔
歯科で使用する麻酔は局所麻酔でかつ、少量であるため、胎児への影響はないとされています。
なお、麻酔の成分が胎盤を通過し、胎児に麻酔成分が届くことはありません。
麻酔の成分は母体の肝臓で分解され、尿と一緒に排出されます。
むしろ、痛みを我慢するストレスの方が、胎児への影響が大きいと言われております。
しかし、麻酔自体を使用することに不安があると思いますので、麻酔を使用する際は歯科医師より丁寧にご説明いたします。
3、お薬
お薬は妊娠中に使用できるもの、できないものなどさまざまです。
妊娠の週数で使用が不可になるものもあるので、歯科医師から必ずお話しさせていただきます。
特に抗生物質は、胎児の健康に影響を及ぼす可能性があるので、原則として使用しません。
鎮痛剤は、安全性の高いものを使用します。
特にアセトアミノフェンを主成分とした解熱鎮痛剤を処方いたしますのでご安心ください。
ロキソニン系の解熱鎮痛剤は胎盤を通過して胎児の心臓まで届いてしまうので使用いたしません。
妊娠中は口腔トラブルに見舞われやすい時期でもあります。
お困りのことやトラブルがあれば、いつでもご相談ください。