2022.02.12 医院コラム

妊娠中は矯正できる?

池尻大橋 歯医者

みなさまこんにちは 受付の松本です。
まだまだ寒さが厳しく、春の訪れが待ち遠しいですね。
本日は妊娠中に歯列矯正ができるのか?
という疑問にお答えいたします。

 

結論から申し上げると、妊娠中・授乳中に歯列矯正をすることは可能です。

 

妊娠中であることを理由に矯正の方針や治療自体を変える必要はありませんのでご安心ください。
産後はご自分の歯に当てられる時間がガックっと減ってしますので、妊娠期間中のうちに歯列矯正をされたいというご希望も多くあります。
また、結婚式のための「ブライダル矯正」をしている患者様で、ブライダル矯正の途中で妊娠されたとしても問題ありません。
この場合でも妊娠期間中・出産・産後まで矯正治療を行うこともできます。

しかし、妊娠中は口腔トラブルが多くなる時期ですので、口腔ケアを十分に行いながらの歯列矯正になります。

妊娠中の矯正で気をつけなければならないことはズバリ「歯肉炎」です。

妊娠中はもちろん、産後はホルモンバランスが変動する時期なので歯周病菌が増えやすく、歯肉炎のリスクが高まります。
また、つわりが激しい場合もこまめな口腔ケアが必要となります。
歯磨きをしていただくことはもちろんなのですが、つわりの影響で歯磨きが困難な場合はこまめなうがいとうがい薬によるうがいをお願いしています。
また、体調が悪くても歯磨きをする場合は、子供用のヘッドが小さめの歯ブラシがおすすめです。
ヘッドが小さい分、口の中に入れやすく、異物感を最小限に抑えて歯磨きを行うことができます。

妊娠期間中の矯正で一番気になることといえば、胎児への影響だと思います。

 

歯列矯正が母体や赤ちゃんへ影響を及ぼすこと自体はありません。

しかし、矯正治療を始める前に受ける可能性のある、麻酔の使用とレントゲン撮影は注意が必要です。
歯医者で使用する麻酔やレントゲンは口元に限局的に使用するので、基本的には行っても問題ないとされています。
しかし念のため、当院では麻酔とレントゲンはできるだけ避けて診療を進めていきます。
当院には口腔内3Dスキャナーがありますので、レントゲンを撮ることなく、お口の中の状態を記録することができます。
ですので、積極的なレントゲンの撮影は行いませんのでご安心ください。
妊婦の方に対し、細心の注意を払った治療をご提案しますのでどうぞ安心してご来院ください。

矯正治療はマウスピース型とワイヤー型の2種類がありますが、妊婦さんのお口の状態や生活スタイルによってさまざまな種類をご提案させていただいています。
矯正治療は短くて3ヶ月、長いと年単位での治療となります。
妊婦さんにおすすめの矯正は妊娠期間中で終了する、部分矯正です。
歯列の中でも気になる箇所のみ妊娠期間中で矯正し、産後落ち着いたら別の部位を矯正するなど、さまざまなプランをご用意しております。

当院の高安先生は矯正歯科で院長を務めた経験がございます。
矯正に関するカウンセリングはいつでも無料で行うことができます。
気になるかたはぜひTHE DENTALまで足をお運びください!

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