2022.05.06 診療コラム

今から始めるプレオルソ

こんにちは、歯科衛生士の松本です。今日は暖かく気持ちいお天気ですね。休み明けお仕事がんばりましょう。
プレオルソ」は、現役の歯科医師(矯正専門)が開発した取り外しの出来る「マウスピース式矯正装置」です。永久歯に生え変わる前に使うと効果が高いと言われています。
こんなメリットがあります。
歯ならびが悪くなるのを予防できますお口周りの筋肉のバランスを整えます「歯ならび」だけでなく、「咬み合わせ」「お口ぽかん」の改善、「口呼吸から鼻呼吸へ」「舌のトレーニングによる正しい飲みこみや発音」など、お子さまを健康な体へ導くことを目的としています。
小児の大事な時期こそ   「プレオルソ」です!
10歳ぐらいまでの骨の柔らかい時期に使うことで、大きな効果を期待できる治療方法です。「家にいるとき」と「寝ているとき」にだけプレオルソを装着するため、お子さまでも無理なく始められます。「プレオルソ」こども歯ならび矯正法とは?永久歯に生え変わってからでは、1つ1つの歯に固定式の矯正装置をつけてワイヤーで歯を並べる、いわゆる「本格矯正」になりますが、小児(10歳ごろまで)の骨の柔らかい時期に始めることで効果が出やすい矯正方法です。80年以上も前から使われつづけている「機能的顎矯正装置」を新素材のマウスピースに改良した矯正方法です。
マウスピース式なのでお子様も嫌がりません。
固定式の装置は、患者さんによって痛みがでると言われていますが、取り外すことのできるマウスピース式は一般的に痛みが少ないと言われており、痛みがあれば自分で口の中から外すことができます。また、学校に行くときは家に置いていくので、見た目が気にならず、歯磨きの邪魔にならないことも安心です。
プレオルソとは、お子様の成長にあわせて顎を広げて永久歯の生えるスペースを確保する、いわば土台作りの治療です。
永久歯に生え変わる前の、骨の軟らかい時期に行うことで、お子様の負担を最小限に抑えた治療をしていきます。
上下一体型で歯全体を覆うマウスピースは、出っ歯や受け口の治療に強く、ある程度であれば歯の凸凹を治すこともできます。就寝時以外に1日1時間マースピースを装着し、口腔周囲の機能(舌の位置、口の周りの筋肉など)が正しく機能するようになることを目的としており、口呼吸から鼻呼吸になるように訓練していくことで、大きな効果を得られます。このように、プレオルソは歯を並べ替える「矯正器具」ではなく、「口周りの筋肉を訓練する装置」なので、プレオルソを入れることで舌や唇の筋肉の正しい使い方を覚えて健康機能面の治療を重視しているため、お子様の成長・発育にとても大切な治療法といえます。お子様のお口でこのようなお悩みはありませんか?

  • 出っ歯
  • 咬み合わせが深い
  • 受け口
  • 前歯の上と下が咬み合っていない
  • 歯並びがガタガタしている
  • いつも口が空いている
  • でこぼこしている
  • などプレオルソ こども歯並び治療法のメリット・デメリットメリット痛みがほとんどなくお子様への負担が少ない矯正器具を付けているときのような痛みがほとんどないので、お子様の負担やストレスも少ないです。 取り外しができるプレオルソは取り外しが可能なマウスピースなので、歯みがきをする時は外すことができ、口内を清潔に保つことができます。基本的には寝ている間に装着していただきますので、お子様も違和感を感じにくいです。治療後、後戻りしにくい「歯並びが悪くなる原因」を取り除く治療なので、治療終了後の歯並びの後戻りの可能性が低くなります。デメリット細かな歯の移動は不可能厳密な噛み合わせを獲得したい場合は、プレオルソのマウスピースだけでは不十分のため、別途マルチブラケット装置を使う必要があります。マウスピースが入らない歯並びの場合使えないマウスピースが入らないほどに上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)、叢生(デコボコの歯)がひどい場合には使用できません。マウスピースが入るまで、事前に別の装置で歯を動かせば使うことも可能です。装着時間を守らなくてはならないお子様本人にとっては難しいかもしれませんが、少なくともご家族様には全面的にご協力いただかないと治療として成立しません。マウスピースは脱着が可能なので、矯正器具ほど強制的な装置ではありません。装着時間を守ってきちんと使っていただかないといけません。歯並びが心配だな」、「でも矯正に踏み切れない…」という方はたくさんいらっしゃると思います。しかし、ただ様子を見ていても良くなることはありません。「今しかできない治療がある」ということを知っていただきたいです。まずはお気軽にご相談ください。お待ちしております。ご相談はは無料で行っております。

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