2024.09.21 診療コラム

銀歯について

皆様、こんにちは!
歯科助手の伊東です。

今回は『銀歯』についてご説明させていただければと思います。
いまだ多くの方のお口の中には銀歯が存在しています。

銀歯は一度入れたらそれで終わり!と思っている方、それは間違いです。
将来的にやりかえになったりするリスクがあります。
定期的に歯科医院へ行き銀歯の状況を確認することも必要です。

さて、詳しく口の中の「金属芸術品」について語りましょうか。まず、歯の健康がどれだけ重要かって話です。
歯が健康じゃないと、食べ物が楽しめないのは当然として、ちゃんとおしゃべりもできなくなります。だから、歯の健康にはちゃんと関心を持ちましょう。
さて、「銀歯」と聞いてピンとくる方も多いでしょう。そう、あの口の中で光り輝く、小さな金属の塊です。銀歯は金・銀・銅・パラジウムなどの合金でできた人工歯で、昔ながらの虫歯治療の定番アイテムです。銀歯は硬くて丈夫だから、特に奥歯に使われることが多いんです。でも、見た目が正直あんまりよろしくないんですよね。 少し昔話になりますが、昔は銀歯が大人気だったんです。当時の材料費も安かったし、何より「これで安心」って感じの丈夫さが評価されていました。まぁ、その結果、今でも20年以上前の銀歯が残っている方も多いわけです。 

銀歯に潜むリスク

銀歯に潜むリスクを無視していませんか?  まず、金属アレルギーのリスク。銀歯は、金・銀・銅・パラジウムなどの合金で作られていますが、これらの金属はアレルギーを引き起こすことがあります。あなたの口の中で金属アレルギー爆弾が潜んでいるかもしれません。
そして、メタルタトゥー。これは、皮膚のタトゥーじゃなくて、歯茎に銀色のシミができる現象なんです。銀歯の成分が歯茎に浸透して、シミのように見えることがあります。歯茎にまでファッションの一部になるとは、シャレになりませんよね? さらに、虫歯の再発リスク。銀歯と歯の間には小さな隙間ができやすく、その隙間に食べカスや菌が入り込み、虫歯が再発することがあります。つまり、銀歯の下でまた虫歯が育っている可能性があるんです。
そして最後に、汚れの付着。銀歯はプラークや歯石が付きやすく、しかもそれが取り除きにくい。結果、口の中がまるで微生物くらいの小さい汚れが溜まっていくんです。 これらのリスクを軽視せず、ちゃんと検討した方がいいかもしれません。一度、考えてみてはいかがでしょうか?

最新のセラミック治療とは

セラミック治療を紹介しましょう。まず、セラミック治療とは何か?一言で言えば、歯がドレスアップする感じ。見た目が自然で、エレガントな微笑みを提供してくれます。しかし、ただの見た目だけじゃないんです。 セラミックのメリットは、おしゃれ心満載の華やかな歯だけでなく、実はもっと実用的。例えば、金属アレルギーの悩みを一気に解消。銀歯のリスクにお別れする最高の方法ですね。そして、虫歯の再発リスクを最小限に抑える秘密兵器でもあるんです。銀歯は錆びるけど、セラミックは錆びない。それどころか、プラークも寄り付かないようにツルツルなんです。 そして、特別な前処理と接着剤が使われ、残った歯にぴったりフィット。結果、一度装着したら長年その輝きを保つことができます。 次、どうやってセラミックに交換するのか、詳細を見ていきましょう。準備はいいですか?

銀歯からセラミック歯への交換手順

 

銀歯からセラミックに変えたい場合まずは初回診察とカウンセリングからスタート。歯医者さんとお話しして、お互いに「銀歯嫌だよね、わかるわかる」って共感し合います。なんでも相談できる絶好のチャンスです。後から「あの時言えばよかった…」なんて後悔しないように、心ゆくまでお話ししましょう。 そして次に治療計画の立案へ進みます。ここでは歯医者さんがあなたの口内の現実に立ち向かい、どのようにセラミックに変えるかプランを練ります。まるで建築家が家のリフォームプランを書くかのように、細部にわたって計画が立てられます。 最後に実際の治療過程が待っています。この過程では、まるで魔法の杖を振るかのごとく、銀歯がキラリと消えてセラミックの美しい歯が現れます。ちょっとしたドラマの変身シーンのようですね。この段階で、あなたの笑顔は新たな輝きを取り戻し、まるで新しい自分を発見したかのような感動を味わえるでしょう。

患者の疑問に答える

保険治療 vs 自費治療とは、長年の悩みです。
保険治療は確かにお財布に優しいけれど、寿命は短めでパフォーマンスはそれなり。自費治療ならもっと高品質な材料を使え、見た目も美しいセラミック歯を手に入れられます。銀歯のように悪くなりがちな神経痛ともおさらばです。ただし、価格が保険に比べ一段と変わってくるのでここも悩みどころ・・・。
さて、銀歯の再交換の必要性についても触れましょう。古い銀歯がガタガタし始め、金属アレルギーや虫歯再発という心配があるなら、新しい銀歯に交換する意味はあります。でも、そんな手間が面倒なら、セラミックにアップグレードするのも一つの手です。 セラミック治療にもデメリットはありますよ。例えば、セラミックは硬すぎて反対の歯に負担がかかることもあるし、安く見積もるとプラスチック混じりのものもあり得ます。要するに、高品質を求めるなら、自費診療のセラミックがベスト。でも、「高級車と軽自動車、どっち乗りたい?」と聞かれて考え込むように、予算と相談は必須です。

結論

銀歯のリスクを軽減するためには、まずその存在自体を見直すことが重要です。虫歯や歯周病のリスクがついてまわる銀歯は、まるでお口の中の不良債権。使い続けることで金属アレルギーやメタルタトゥーといった負のオプションまでついてくるのは、誰も望んでいないはずです。
さて、セラミック治療の長期的な利点について少しお話しましょう。お出かけやお食事の際に、「あれ?そこ、銀がちらっと見えてるよ?」なんて言われたくないですよね。セラミックは見た目も自然、しかも耐久性も抜群。長持ちして、あなたの笑顔を守り続けることができます。 もちろん、何が一番大切かといえば、まずは歯医者でのカウンセリングでしょう。プロの意見を聞くことで、あなたの口内事情に最適な解決策が見つかります。そして、信頼できる歯科医師と共に、自分の将来の笑顔を考える時間を取りましょう。 これからの健康な笑顔のために、一度クリニックに足を運んでみては?
まずは銀歯の相談もしつつ口腔内を綺麗にすべくクリーニングからスタートするのも一つの手だと思います。

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