2025.12.25 診療コラム

歯医者でのクリーニング

皆さま、こんにちは! 歯科助手の伊東です。
いつもTHE DENTALのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
寒さが少しずつ深まり、外に出るのも億劫に感じる季節ですね。
忙しい毎日の中で、“歯のケアは後回しになりがち…”という方も多いのではないでしょうか?

そんな今だからこそ、今日は **歯医者でのクリーニング(プロフェッショナルケア)**について、
「それって本当に必要なの?」「家で磨けば十分じゃないの?」という疑問にお答えする形で、じっくりお話ししてみたいと思います。


1. 家での歯磨きは完璧じゃない?— 60%しか落ちていない現実

ほとんどの患者さまが「しっかり磨いているつもりです」とおっしゃいます。
そして、それは本当にその通りで、多くの方が丁寧に磨こうと努力されています。

しかし、実は歯ブラシだけでは、歯の汚れは約6割ほどしか落とせないと言われています。
もちろん個人差はありますが、これは「磨き方の問題」ではなく、
そもそもブラシが物理的に届かない場所が存在するためです。

具体的には…

  • 奥歯の裏側

  • 歯と歯のすき間

  • 歯ぐきの境目

  • 歯並びが重なっている部分

  • 歯の凹凸の深い部分

これらは、毎日丁寧に磨いていても汚れが蓄積しやすいポイントです。

さらに、その蓄積した汚れは時間が経つと“歯石”になり、
歯ブラシでは絶対に落とせません。


2. 歯医者でのクリーニングで何が変わる?

クリーニングは、ただ見た目を綺麗にするだけではありません。
むしろ、見た目以上に価値があるのが 「口腔内の環境リセット」 です。

歯石の完全除去

超音波スケーラーという専用の器具を使い、
石のように固まった歯石を丁寧に除去します。
歯石は虫歯や歯周病の温床。
これがなくなるだけでリスクはぐっと下がります。

着色(ステイン)の除去

コーヒー・紅茶・赤ワイン・カレー・お茶…。
日常の飲食で必ずついてしまう着色を取り除きます。
家庭用のホワイトニング歯磨きでは届かない部分までしっかりケア。

バイオフィルムの破壊

歯の表面に張りつく細菌の集合体。
これは“細菌のシェルター”のようなもので、通常の歯磨きでは壊せません。
プロのクリーニングで初めて取り除けるものです。

クリーニング後に歯が“つるん”とするのは、
このバイオフィルムが剥がれ、
歯が本来のツルツルした状態に戻った証拠。


3. 見た目以上に大きい、健康面でのメリット

クリーニングの目的は、見た目の白さだけではありません。
むしろ本質は 虫歯・歯周病・口臭の予防 にあります。

  • 細菌が減り、虫歯ができにくくなる

  • 歯ぐきの炎症が改善し、歯周病が進みにくくなる

  • 口臭の原因である汚れや細菌が減る

  • 歯ぐきが引き締まり、ブラッシング時の出血が減る

  • 将来的な治療の頻度が減る

実際、定期的にクリーニングを受けている方は、
長期的に見ると 歯を失う本数が圧倒的に少ないと言われています。


4. 「痛みがないから大丈夫」は実は危険

多くの口腔トラブルは、痛みが出る頃には進行しているものがほとんどです。

  • 虫歯は初期は無痛

  • 歯周病は8割が“静かに進む”

  • 歯石による炎症も痛みが出にくい

だからこそ、
痛くなる前にクリーニングで整えることが極めて重要なのです。


5. THE DENTALのクリーニングが“気持ちいい理由”

当院では、ただ汚れを落とすだけではなく、
「ここに来るとリセットされる」
「終わった後、口の中が軽い」
と感じていただけるよう、細部までこだわっています。

  • 最新のエアフローで、歯面への負担を最小限に

  • 痛みを抑えたやさしい施術

  • iSpecialで“見てわかる”説明

  • お一人おひとりに合わせた力加減とペース

  • 施術後のツヤ・なめらかさが持続する仕上がり

患者さまから、「気持ちよくて寝そうでした…!」というお声をよくいただきます。


6. どれくらいの頻度で通えばいい?

一般的には
3〜4ヶ月に1回 が理想的。

着色がつきやすい方、歯周病リスクの高い方は
1〜2ヶ月ペースがおすすめです。

歯は一生もの。
“定期的にメンテナンスする”という習慣が、
将来の大きな治療を避けることにつながります。


おわりに

歯医者でのクリーニングは、
決して「汚れ落とし」だけのためのものではありません。

  • お口の環境をリセットする

  • 細菌の温床を除去する

  • 将来の大きなトラブルを防ぐ

  • 自分の歯の寿命を伸ばす

そのすべてが、“今の自分”のためだけでなく
“未来の自分”の健康につながっています。

「そろそろ行こうかな…」と思ったそのタイミングが、実はベストです。
どうぞ、お気軽にご相談ください。

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