2026.04.10 診療コラム

歯周病の検査はなぜ必要?

皆さまこんにちは。春の訪れを感じる穏やかな日が増えてきました。新しい季節の始まりとともに、日々の生活にも少しずつ変化が出てくる頃ですね。

池尻大橋の歯科医院、THE DENTAL歯科衛生士の本間です。

診療をしていると、患者さまからこんなご質問をいただくことがあります。
「歯周病の検査って、毎回やる必要あるんですか?」

正直なところ、
“見た目に問題がなさそうだから必要ないのでは?”と感じる方も多いと思います。

ですが、この歯周病の検査、
実はとても重要な意味を持っています。


■ 歯周病は「気づきにくい病気」

まず前提として知っておいていただきたいのが、
歯周病はとても“静かに進行する病気”だということです。

虫歯のように強い痛みが出ることは少なく、
気づいたときには進行しているケースが多いです。

・歯ぐきから血が出る
・少し腫れている気がする
・なんとなく違和感がある

この程度の症状であれば、
「そのうち治るかな」と様子を見る方も多いと思います。

ですが実際には、その裏で
少しずつ歯を支える骨が溶けていることもあります。


■ 検査をする意味は「今の状態を知ること」

歯周病の検査では、主に以下のようなことを確認しています。

・歯ぐきの深さ(歯周ポケット)
・出血の有無
・歯のぐらつき
・歯石の付着状況

この検査をすることで、
今どのくらい進行しているのかが明確になります。

ここがとても大切で、
「なんとなく大丈夫そう」ではなく、
“数値として状態を把握できる”のがポイントです。


■ 「前回と比べる」ことが本当の目的

歯周病の検査は、1回だけではなく
定期的に行うことに意味があります。

なぜかというと、
前回のデータと比較することで、
変化を正確に把握できるからです。

・数値が改善しているのか
・悪化しているのか
・現状維持できているのか

この積み重ねが、
歯を長く残すためにとても重要になります。


■ 検査をしないとどうなる?

ここも少しリアルなお話をすると、

歯周病は、気づかないまま進行すると
最終的には歯が抜けてしまうこともあります。

しかも怖いのが、
「痛くないまま進む」という点です。

気づいたときには
・骨が大きく減っている
・歯がぐらついている
・抜歯が必要になる

という状態になることも珍しくありません。

実際に、
「もっと早く来ればよかった」とおっしゃる方も多いです。


■ 検査=怖いものではありません

歯周病の検査と聞くと、
「痛そう」「怖そう」と感じる方もいらっしゃいます。

ですが実際には、
短時間で終わるシンプルな検査です。

多少の違和感はあるかもしれませんが、
我慢できないような痛みではありません。

そしてこの数分の検査が、
将来の大きな治療を防ぐきっかけになります。


■ 新生活の今こそチェックを

生活環境が変わるこの時期は、
無意識のうちにお口の環境も変わります。

・ストレスによる食いしばり
・生活リズムの乱れ
・歯磨きの質の低下

こうした変化が、
歯周病を進行させる要因になることもあります。

だからこそ、
「今の状態を一度確認する」ことがとても大切です。


■ 最後に

歯周病の検査は、
ただの“チェック”ではありません。

今の状態を知り、未来を守るための大切なステップです。

症状がないから大丈夫、ではなく
症状がない今だからこそ確認する。

それが、歯を長く残す一番の近道です。

池尻大橋で歯科医院をお探しの方、
「しばらく検査していないな」と感じている方へ。

池尻大橋 一般歯科 小児歯科 矯正歯科 口腔外科 THE DENTALでは、
丁寧な検査とわかりやすいご説明を大切にしています。

まずは一度、今のお口の状態を確認してみませんか?
お気軽にご相談ください。

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