2026.04.18 診療コラム

定期的に歯医者に通う人と通わない人の違い

みなさまこんにちは。
池尻大橋の歯科医院「THE DENTAL」歯科衛生士の本間です。
今回は、定期的に通う人と通わない人でどんな違いが生まれるのか、そしてその差が将来どのように影響していくのかについてお話ししていきます。


■「問題が起きてから行く人」と「問題が起きる前に行く人」

歯医者に対する考え方には、大きく2つのタイプがあります。

ひとつは、「痛くなったら行く」という方。もうひとつは、「何もなくても定期的に行く」という方です。

一見すると、後者のほうが手間も時間もかかっているように感じるかもしれません。ですが、長い目で見るとその差はとても大きなものになります。


■定期的に通う人の特徴

定期的に通っている方のお口の中にはいくつかの共通点があります。

・虫歯があっても小さいうちに見つかる
・歯ぐきの状態が安定している
・詰め物や被せ物が長持ちしている
・トラブルが起きにくい

これは特別なことをしているからではありません。
“問題が大きくなる前に対処できている”という点が大きいのです。

例えば、虫歯も歯周病も初期の段階では自覚症状がほとんどありません。
気づいたときにはすでに進行している、ということが非常に多い病気です。

だからこそ症状が出る前にチェックすることが大切になります。


■通わない人に起きやすいこと

一方で、歯医者にあまり通わない方に多いのは、

「気づいたときには進んでいる」

という状態です。

・痛みが出てから来院する
・虫歯が大きくなっている
・歯周病が進行している
・結果的に治療が大きくなる

このようなケースでは、どうしても“削る量”や“治療期間”が増えてしまいます。

さらに、歯は一度削ると元には戻りません。
治療を繰り返すことで、少しずつ歯の寿命は短くなっていきます。


■「見えない汚れ」の存在

「毎日しっかり磨いているから大丈夫」と思われる方も多いですが、実は歯ブラシだけでは落としきれない汚れがあります。

それが“バイオフィルム”と呼ばれる細菌の膜です。

これは歯の表面にこびりつくように付着しており、通常の歯磨きでは完全に取り除くことができません。
このバイオフィルムが蓄積することで、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
定期的に通われている方は、こうした“見えないリスク”をプロのクリーニングでリセットしています。

つまり、見た目だけでなく、“目に見えない部分のケア”ができているのです。


■結果として生まれる「差」

こうした日々の積み重ねが数年後に大きな違いとして現れます。

定期的に通っている方は
・自分の歯を長く保てる
・大きな治療を避けられる
・結果的に費用も抑えられる

一方で、通わない方は
・治療の回数や内容が増える
・歯を失うリスクが高まる
・時間も費用もかかる

同じスタートラインでも、通い方によってこれだけの差が生まれてしまうのです。


■「治す場所」から「守る場所」へ

歯医者は、「痛くなったら行く場所」というイメージを持たれがちです。
ですが、本来の役割は“治すこと”だけではありません。

むしろ大切なのは、“トラブルを未然に防ぐこと”です。

定期的に通うということは、「今ある歯をどう守っていくか」を考える時間でもあります。

忙しい日常の中で後回しにされがちな口腔ケアですが、ほんの少し意識を変えるだけで、その未来は大きく変わります。


■最後に

歯は一生使い続ける大切なものです。
そして、その寿命は日々のケアとちょっとした習慣で大きく左右されます。

「まだ大丈夫」と思っている今こそ、実は一番大切なタイミングかもしれません。

お口の中を整えることは、見た目だけでなく日々の快適さや健康にもつながっていきます。

無理なく、自然に続けられるケアのひとつとして、定期的な歯科受診を取り入れてみてはいかがでしょうか。

池尻大橋で歯科医院をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。
皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

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