2026.05.16 診療コラム

タバコがお口の中に与える影響とは?

みなさんこんにちは。
池尻大橋にある歯科医院、THEDENTALの本間です。
汗ばむ時期になってきましたね。水分補給はしっかり補給して熱中症対策しましょうね。

「電子タバコなら歯への影響は少ないですか?」
「シーシャって紙タバコより安全なんですか?」

というご質問がよくありました。
本日は紙タバコ・電子タバコ・シーシャが口腔内に与える影響の違いについて、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。


■ まず前提として — “煙”はお口に大きく影響します

種類が違っても共通しているのはお口の中に「熱・乾燥・化学物質」が入るという点です。

その結果

・歯ぐきの血流低下
・口臭
・着色
・虫歯や歯周病リスクの上昇

などにつながります。ただし、その影響の出方には違いがあります。


■ ① 紙タバコの影響

まず最もイメージしやすいのが紙タバコです。

紙タバコには

・ニコチン
・タール
・一酸化炭素

など、多くの有害物質が含まれています。


■ 歯ぐきへの影響

特に大きいのが

血流の低下

ニコチンによって血管が収縮すると、歯ぐきへの酸素や栄養が届きにくくなります。

その結果

・歯周病が進行しやすい
・治りにくい
・出血しにくく異変に気づきにくい

という特徴があります。


■ 着色・口臭

紙タバコはタールによる着色も強く、

・歯の黄ばみ
・ヤニ汚れ
・独特な口臭

が出やすいです。特にクリーニングでも落としきれないケースもあります。


■ ② 電子タバコの影響

最近かなり増えているのが電子タバコです。

「煙じゃないから安心」
「紙タバコより安全」

というイメージを持たれることも多いですが、実際には注意点もあります。


■ 着色は比較的少ない

電子タバコ(VAPE系)は基本的にタールを含まないものが多く、紙タバコのような強いヤニ汚れは出にくい傾向があります。

そのため

見た目の黄ばみは少なめ

という方も多いです。


■ ただし“乾燥”は強い

電子タバコで大きいのが

口腔内の乾燥

蒸気によって唾液が減少しやすく、

・口臭
・虫歯
・歯周病

のリスクが上がることがあります。


■ ニコチン入りは注意

電子タバコでもニコチン入りの場合は、紙タバコ同様に歯ぐきへの影響があります。

つまり

「電子だから完全に安全」ではありません


■ ③ シーシャ(水タバコ)の影響

「シーシャは水を通してるから害が少ない」
そう思われることもあります。ですが、実際には注意が必要です。


■ 長時間吸うことで影響が強くなる

シーシャは1回の時間が長くなりやすく、結果として吸入量が非常に多くなることがあります。

そのため

・口腔乾燥
・歯ぐきへの刺激
・口臭

につながります。


■ 甘いフレーバーの影響

シーシャはフレーバーの香りで吸いやすく感じますが、糖分や香料による影響もゼロではありません。
また、「軽く感じる」ことで頻度が増えやすい点も注意が必要です。


■ 比較するとどう違う?

● 紙タバコ

着色・歯周病リスクが最も強い

● 電子タバコ

着色は少なめだが乾燥リスクが高い

● シーシャ

長時間使用による乾燥・刺激が強い


■ 共通して起こりやすいこと

種類に関係なく共通しているのは

・口臭
・口の乾燥
・歯ぐきへの負担
・虫歯・歯周病リスク増加

です。

特に“乾燥”はかなり重要です。唾液は、お口を守る天然の防御システムなので、これが減るだけでも環境は大きく変わります。


■ 歯科で気づく変化

実際の診療でも

・歯ぐきの炎症
・着色
・磨き残しの付着
・口臭
・歯周病の進行速度

などに違いが出ることがあります。
「電子だから大丈夫と思っていた」
という方でも、乾燥による影響が強く出ているケースは少なくありません。


■ 大切なのは“今の状態を知ること”

もちろん、生活習慣をすぐ変えるのは簡単ではありません。だからこそ大切なのは今のお口の状態を知ることです。

定期的にチェックすることで

・歯周病の早期発見
・着色のケア
・口臭対策

につながります。


■ 最後に

紙タバコ・電子タバコ・シーシャ。
それぞれ特徴は違いますが、どれもお口の環境には影響を与える可能性があります。

特に歯ぐきや口臭、乾燥は、自分では気づきにくいこともあります。
池尻大橋で歯科医院をお探しの方、
着色や口臭、お口の状態が気になっている方へ。

池尻大橋 一般歯科 小児歯科 矯正歯科 口腔外科 THE DENTALでは、
お口の状態に合わせたクリーニングやケアをご提案しています。

「少し気になる」そのタイミングで、ぜひ一度ご相談ください。

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