JOURNAL
歯科で変わる睡眠の質
皆様こんにちは、歯科助手の雛田です。
「ちゃんと寝てるのに、なんだか疲れが残る」「朝起きてもスッキリしない」そんな経験、ありませんか?もしかしてその疲れ、歯や噛み合わせが関係しているかもしれません。
実はその悩み、お口の中が原因になっていることがあります。
睡眠と歯って一見関係がないように思えますが、実は深い関係があります。
寝ている間にこんなことが起こっているかもしれません。
・口が開いてしまっている
・舌が喉の方に下がっている
・呼吸が浅くなる
・いびきをかく
この時、体は「息ができない!」と感じてしまい、
無意識に何度も起きてしまいます。
本人は気づかなくても、睡眠が細切れになってしまうんですね。
「睡眠時無呼吸症候群」
最近よく聞く病名ですが、
歯科でもサポートできる症状のひとつです。呼吸の通り道が狭くなることで、いびきや眠気、頭痛、倦怠感につながります。
「年齢のせいかな」と思っていたら、
原因はお口の中だった…なんてことも。
名前を聞くと少し怖いですが、
実は珍しい病気ではありません。
症状の特徴としてはこのようなものです。
・途中で目が覚める
・寝返りが多い
・朝起きたら喉が乾いている
・頭痛がある
こういった小さなサインでも疑われます。
「自分は大丈夫」と思っていても、
検査で気づく方も多くいらっしゃいます。
夜の呼吸や眠りに関わる治療が歯科にはあります。
①専用のマウスピース
寝ているときに下あごを少し前に出し、
空気の通り道を広げる装置です。これによって呼吸がスムーズになり、
朝のスッキリ感が変わる方もいます。
②噛み合わせの調整
歯並びや噛む位置がズレていると、
舌が後ろに下がりやすくなります。
矯正や補綴治療で噛み合わせを整えることで、
呼吸が改善するケースもあります。
③口呼吸の改善
口呼吸は乾燥やいびき、歯ぎしりの原因に。
トレーニングや生活習慣のアドバイスも行います。
☆睡眠が変わると毎日が変わる
ぐっすり眠れるだけで、集中力アップや仕事や勉強のパフォーマンス向上、肩こり・頭痛の軽減といった変化が期待できます。
意外かもしれませんが、その入り口が歯科医院にあるんです。
歯医者=虫歯や歯石を取るところ。
そんなイメージがまだまだ強いですが、実は「夜の眠りを守る」ことも、歯科の大切なお仕事です。
もし、眠りの質に不安がある方がいらっしゃいましたら
ぜひ相談してみてください。「歯で睡眠が変わる」
そんな体験をしている方、実はたくさんいます。
ぜひお悩みがある方がいらっしゃいましたら、ご相談ください。











