2026.05.14 お知らせ

親知らずは抜くべき?放置しても大丈夫?痛みが出る前に知っておきたいこと

少しずつ暖かさを感じる日が増え、外に出るのも気持ちよくなってきましたね。新生活にも慣れ始めたこの時期、「自分のケアもそろそろ」と感じている方も多いのではないでしょうか。こんにちは、池尻大橋の歯科医院 THE DENTAL歯科助手の伊東です。

「親知らずって抜いた方がいいんですか?」
これは、日々の診療の中でもとても多くいただくご質問です。

痛みがないとついそのままにしてしまいがちな親知らずですが、実は症状が出る前の判断がとても重要です。今回は、「親知らずは抜くべきか?放置してもいいのか?」という疑問について、わかりやすくお伝えしていきます。

親知らずとは?なぜトラブルになりやすいのか

親知らずとは、奥歯のさらに奥に生えてくる歯で、「第三大臼歯」とも呼ばれます。

現代人は顎が小さい傾向にあるため、親知らずがきれいに生えるスペースが足りないことが多く、

・横向きに生える
・歯ぐきに一部だけ埋まった状態になる
・完全に骨の中に埋まっている

といった状態になりやすいのが特徴です。

この“中途半端な生え方”が、汚れのたまりやすさや炎症の原因となり、トラブルを引き起こします。

親知らずを放置するとどうなる?

「痛くないから大丈夫」と思っていても、親知らずは知らないうちに問題を引き起こしていることがあります。

例えば、

・歯ぐきの腫れや痛み(智歯周囲炎)
・虫歯(特に手前の歯まで影響するケース)
・歯周病の進行
・口臭の原因

などです。

特に注意が必要なのは、手前の健康な歯に悪影響を及ぼすケースです。

親知らずは磨きにくいため、汚れが溜まりやすく、その結果、隣の歯まで虫歯になってしまうことがあります。実際に、「親知らずではなく、その手前の歯がダメになってしまった」というケースも少なくありません。

つまり、親知らずの問題は1本だけにとどまらず、大切な歯を守れるかどうかにも関わってくる問題なのです。

親知らずは抜いた方がいい?抜かなくてもいいケース

結論からお伝えすると、すべての親知らずを抜く必要があるわけではありません。

例えば、

・まっすぐ正常に生えている
・しっかり噛み合っている
・日常的にきれいに清掃できている

このような場合は、無理に抜歯せず経過観察となることもあります。

一方で、

・横向きに生えている
・歯ぐきが腫れやすい
・違和感や痛みを繰り返している
・清掃が難しい位置にある

といったケースでは、将来的なトラブルを防ぐために抜歯をおすすめすることが多くなります。

重要なのは、「今痛いかどうか」ではなく、今後リスクがあるかどうかで判断することです。

親知らずの抜歯は怖い?実際の流れについて

「親知らずの抜歯は怖い」というイメージをお持ちの方も多いと思います。

実際の流れとしては、

・レントゲンやCTで位置や状態を確認
・局所麻酔を行う
・必要に応じて歯ぐきを開いたり、歯を分割する
・抜歯後に縫合

というステップで進みます。

症例によって差はありますが、処置自体は10〜30分程度で終了することがほとんどです。

麻酔がしっかり効いているため、処置中に強い痛みを感じることはほとんどありません。もちろん、不安がある方には事前にしっかりとご説明を行い、安心して受けていただけるよう配慮しています。

当院では、大学病院レベルの口腔外科医が対応しているため、埋まっている親知らずや難しい症例にも対応可能です。

抜歯後の注意点と過ごし方

親知らずの抜歯後は、いくつか注意していただきたいポイントがあります。

・当日は激しい運動を控える
・アルコールは避ける
・強いうがいをしない

特に重要なのが、「強いうがいをしないこと」です。

抜歯後には血のかたまり(血餅)ができ、それが傷口を守る役割を果たします。この血餅が取れてしまうと、「ドライソケット」と呼ばれる強い痛みの原因になることがあります。

また、腫れや違和感が数日続くことはありますが、多くの場合は時間の経過とともに落ち着いていきます。

親知らずは“痛くなる前”に相談するのがベスト

実際に多いのが、「痛くなってから来院されるケース」です。

ただし、炎症が強い状態では、その場ですぐに抜歯ができないこともあります。いったん炎症を落ち着かせてからの処置になるため、結果的に通院回数が増えてしまうこともあります。

そのため、

👉 違和感の段階で相談することが最もスムーズです

レントゲンやCTを撮影することで、現在の状態や将来的なリスクを正確に判断することができます。

実際に、「もっと早く相談しておけばよかった」とおっしゃる方も少なくありません。

まとめ|親知らずは“今”ではなく“未来”で考える

親知らずは、

「今痛いかどうか」ではなく
「これから問題を起こす可能性があるかどうか」

で判断することが大切です。

・違和感はあるけどそのままにしている
・過去に指摘されたまま放置している
・自分の親知らずの状態を知らない

このような方は、一度チェックしておくことをおすすめします。

少しの確認が、将来の大きなトラブルを防ぐことにつながります。

当院では、ネット予約にて空き状況をご確認いただけるほか、Googleの最新情報でも随時ご案内しております。キャンセルが出ることもあるため、直前のご予約でもご案内できる場合がございます。

初診の方は60〜90分ほどお時間をいただいており、問診票のご記入がございますので、10分前のご来院をお願いしております。

「親知らずが気になるけど、どうしたらいいか分からない」
そんな段階でも問題ありません。お気軽にご相談ください。

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