2026.04.12 診療コラム

コーヒーや紅茶を楽しみながら、歯の着色をためにくくするには

こんにちは。
池尻大橋駅すぐの歯科医院、THE DENTAL歯科衛生士の廣島です。

少しずつ暖かくなり、ほっと一息つく時間にコーヒーや紅茶を楽しむ方も増えてきましたね。
朝の一杯、仕事の合間の一杯、食後の一杯。日常の中に自然と溶け込んでいる方も多いのではないでしょうか。

ただその一方で、こんなお悩みもよく耳にします。
「最近、歯の色が気になる気がする」
「着色ってどうしてもつくものですか?」

今回は、コーヒーや紅茶を楽しみながら、歯の着色をためにくくする方法についてお話しします。


■ なぜコーヒーや紅茶で歯が着色するのか

コーヒーや紅茶には「ポリフェノール」という成分が含まれています。
この成分は健康にも良いとされる一方で、歯の表面に付着しやすい性質があります。

さらに、歯の表面には「ペリクル」と呼ばれる薄い膜があり、
そこにポリフェノールが結びつくことで、徐々に色が沈着していきます。

つまり着色は、
**“飲んだからすぐ汚れる”のではなく、“少しずつ蓄積していくもの”**なのです。


■ 着色を防ぐために大切な3つの習慣

① 飲んだ後にお水を一口

とてもシンプルですが、効果的です。

コーヒーや紅茶を飲んだあとに水を飲むことで、
お口の中に残った色素を軽く洗い流すことができます。

特に、ダラダラと長時間飲む習慣がある方は、
途中でお水を挟むだけでも着色のつき方は変わってきます。


② すぐに磨かない、でも放置しない

意外に思われるかもしれませんが、
飲んですぐの歯磨きはあまりおすすめできません。

コーヒーや紅茶は酸性のため、直後は歯の表面が少しやわらかくなっています。
その状態で強く磨くと、かえって表面を傷つけてしまうことも。

理想は、
👉 30分ほど時間をあけてから優しくブラッシング

もしくは、すぐ磨けない場合は
👉 うがいだけでもしておく
これだけでも十分意味があります。


③ フロスや歯間ブラシを習慣に

着色は歯の表面だけでなく、歯と歯の間にも入り込みます。

ここは歯ブラシが届きにくいため、
気づかないうちに色がたまりやすい場所です。

フロスや歯間ブラシを使うことで、

・着色の予防
・口臭の予防
・歯周病予防

にもつながります。


■ 実は“生活習慣”も影響しています

着色のつきやすさは、飲み物だけで決まるわけではありません。

例えば、

・喫煙習慣がある
・口呼吸が多い
・唾液が少ない(乾燥しやすい)

こういった状態では、着色がよりつきやすくなります。

唾液には汚れを洗い流す働きがあるため、
しっかり分泌されているかどうかも重要なポイントです。


■ 着色が気になってきたら

セルフケアだけでは落としきれない着色もあります。

歯科医院でのクリーニングでは、

・専用のパウダーで着色を除去
・歯を傷つけずに表面をきれいにする
・本来の歯の色に近づける

ことが可能です。

当院でも、エアフローを使用したクリーニングを行っており、
コーヒーや紅茶による着色にもやさしく対応しています。

「削る」わけではなく、
“元の状態に戻す”ケアなので安心して受けていただけます。


■ 我慢しなくていい、でも付き合い方は大切

コーヒーや紅茶は、
リラックスや気分転換に欠かせないもの。

無理にやめる必要はありません。

大切なのは、
**“楽しみながら、上手に付き合うこと”**です。

ちょっとした習慣の積み重ねで、
歯の印象は大きく変わります。


■ 最後に

歯の着色は、気づいたときには「なんとなく気になる」存在ですが、
日々のケア次第でしっかりコントロールすることができます。

・飲んだ後のひと工夫
・毎日のセルフケア
・定期的なプロケア

この3つを意識するだけで、
コーヒーや紅茶を楽しみながらも、きれいな口元を保つことができます。

「少し気になるな」くらいでも大丈夫です。
お気軽にご相談ください。


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落ち着いた空間で、丁寧な診療と予防ケアをご提供しています。


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