2026.05.02 診療コラム

噛むと痛い歯の原因とは

皆様こんにちは。池尻大橋の歯科医院、THE DENTAL 歯科助手の雛田です。

食事のときにふと
「あれ?この歯、噛むと痛いかも」
と感じたことはありませんか?

噛むと痛いという症状が出る実はとても重要なサインです。
軽い違和感だからと様子を見てしまう方も多いのですが、
原因によっては早めの対応が必要になるケースもあります。

今回は、噛むと痛い歯の原因について、
できるだけわかりやすくお伝えしていきます。

■ 「噛むと痛い」はなぜ起こるのか?

まず大前提として、
歯は本来、噛んでも痛みを感じるものではありません。

つまり、噛んだときに痛みがあるということは、
どこかにトラブルが起きているサインです。

この痛みにはいくつかの原因があり、
それぞれ対処方法も異なります。

■ 原因① 歯の根の炎症(根尖病変)

もっとも多い原因のひとつが、
歯の根の先に炎症が起きている状態です。

虫歯が進行して神経に達すると、
歯の内部に細菌が入り込み、根の先に膿がたまることがあります。

この状態になると

・噛んだときにズキッと痛む
・押すと違和感がある
・何もしなくても痛いこともある

といった症状が出ます。

 この場合、根管治療が必要になることがあります。

■ 原因② 歯のヒビ・破折

意外と多いのが、歯に細かいヒビが入っているケースです。

特に

・歯ぎしりや食いしばりがある
・硬いものをよく噛む
・神経を取った歯

こういった条件があると、
歯に負担がかかりヒビが入りやすくなります。

ヒビがあると、噛んだときに圧がかかり、
ピンポイントで痛みが出ることがあります。

■ 原因③ 詰め物・被せ物の不具合

過去に治療した歯にも注意が必要です。

詰め物や被せ物が

・少し浮いている
・高さが合っていない
・劣化している

こういった状態になると、
噛んだときに負担が集中し、痛みが出ることがあります。

■ 原因④ 歯周病

歯ぐきや骨の状態が悪くなる歯周病でも、
噛んだときの痛みが出ることがあります。

特に

・歯ぐきが腫れている
・出血がある
・歯が少し浮く感じがする

こういった症状がある場合は、
歯周病が関係している可能性があります。

■ 原因⑤ 食いしばり・噛み合わせ

日常的なクセも影響します。

無意識のうちに

・強く噛みしめている
・片側ばかりで噛んでいる

こういった状態が続くと、
特定の歯に負担がかかり、痛みにつながることがあります。

新生活のストレスが増えるこの時期は、
食いしばりが強くなる方も多い印象です。

■ 放置するとどうなる?

ここがとても大切です。

「そのうち治るかな」と様子を見ていると、
原因によっては症状が進行してしまいます。

例えば

・炎症が悪化して強い痛みに
・歯のヒビが広がる
・最終的に抜歯が必要になる

といったケースもあります。

特に怖いのが、
一時的に痛みが落ち着くパターンです。

実際には治っていないことも多く、内部で進行していることがあります。

■ 自分でできる対処は?

応急的な対処としては

・痛む側で噛まない
・硬いものを避ける
・食いしばりを意識する

などがあります。

ただしこれはあくまで一時的な対応です。

原因を特定しない限り、根本的な解決にはなりません。

■ 歯科での対応

歯科医院では、原因に応じて

・レントゲンやCTによる診断
・噛み合わせの調整
・根管治療
・詰め物・被せ物の再調整
・歯周病治療

などを行います。

重要なのは、
「何が原因かを正確に見極めること」です。

■ 最後に

噛むと痛いという症状は、
見過ごしていいサインではありません。

むしろ、お口のトラブルの初期サインであることが多いです。

軽いうちに対応できれば、
治療もシンプルに済むケースが多くなります。

池尻大橋で歯科医院をお探しの方、
「なんとなく気になる」と感じている方へ。

池尻大橋 一般歯科 小児歯科 矯正歯科 口腔外科 THE DENTALでは、
原因を丁寧に見極めたうえで、最適な治療をご提案しています。

違和感の段階で動くことが、
歯を長く守る一番の近道です。

お気軽にご相談ください。

Instagram