2026.06.28 診療コラム

ホワイトニングをしたらタバコは吸えない?患者さんから多い質問です

こんにちは。
THE DENTAL歯科衛生士の廣島です。

暑い日が続き、マスクを外す機会も増えてきましたね。

この時期になると、「ホワイトニングを始めたい」という患者さんがとても増えてきます。

先日もオフィスホワイトニングを受ける患者さんと、こんな会話がありました。

「先生、タバコってやっぱりダメですよね?」

これは本当によく聞かれる質問です。

「ダメです」と言いたいところですが…

もちろん、歯のことだけを考えれば吸わない方がいいです。

でも実際には、

「今日だけでも我慢してください。」

とお伝えしています。

無理に「絶対吸わないでください」と言っても、現実的ではないこともあります。

実際、その患者さんも

「歯医者に通い始めてから本数は減らしてるんです。」
「やめる方向ではいるんですけど…」

と話してくださいました。

私はその言葉を聞いて、

「それだけでも十分前進ですよ。」

とお伝えしました。

禁煙は簡単なことではありません。

だからこそ、少しずつでも減らそうとしていることがとても大切だと思っています。

ホワイトニング直後は歯が色を吸収しやすい状態です

ホワイトニングをすると、一時的に歯の表面が着色しやすい状態になります。

そのため、24時間、できれば48時間くらいは着色しやすい飲食物を控えていただくようお願いしています。

例えば、

  • コーヒー
  • 紅茶
  • 赤ワイン
  • カレー
  • ミートソース
  • 醤油
  • ソース
  • チョコレート
  • ベリー系の食品

などは着色の原因になりやすい食品です。

そして、タバコもその一つです。

煙に含まれるタールが歯に付着しやすくなり、せっかく白くなった歯が再び着色してしまう可能性があります。

じゃあ何を食べればいいの?

患者さんからも、

「今日の夜ご飯どうしたらいいですか?」

と聞かれることがあります。

そんな時は、

  • 白米
  • 食パン
  • うどん
  • 豆腐
  • 鶏むね肉
  • 白身魚
  • ヨーグルト
  • チーズ
  • 牛乳

など、色の薄い食べ物をおすすめしています。

飲み物も、水や炭酸水がおすすめです。

しみることもあります

ホワイトニング後は、一時的に歯がしみる症状が出ることがあります。

さらに、

  • レモン
  • オレンジ
  • お酢

など酸性の強いものを摂ると、刺激を感じやすくなることもあります。

ほとんどの場合は一時的な症状ですが、心配な方には薬剤の回数を調整することもできます。

当院では通常3回塗布を基本にしていますが、

「今日は時間がない」
「以前しみやすかった」

という方には2回法をご提案することもあります。

患者さん一人ひとりに合わせて無理なく進めることを大切にしています。

タバコを吸う人はホワイトニングできない?

もちろんできます。

「喫煙しているからホワイトニングは意味がない」

ということはありません。

ただ、吸わない方に比べると着色しやすく、白さを維持するためには定期的なメンテナンスやクリーニングが重要になります。

また、喫煙は歯の色だけでなく、

  • 歯周病
  • 歯ぐきの血流低下
  • 治癒力の低下
  • 口臭

にも大きく影響します。

だからこそ、ホワイトニングをきっかけに

「少し本数を減らしてみようかな」

と思っていただけるだけでも、とても意味があることだと思っています。

「完璧」を目指さなくても大丈夫です

診療中、私は患者さんによくこんなことをお話しします。

「本当は吸わない方がいいです。でも、急にゼロにするのは大変ですよね。」

ホワイトニングも禁煙も、100点を目指す必要はありません。

少しずつ生活が良い方向へ変わっていくことが、一番大切です。

白い歯になることで鏡を見る回数が増えたり、人前で笑うことに自信が持てたり、その結果として「歯をもっと大切にしたい」と思う患者さんは本当にたくさんいらっしゃいます。

ホワイトニングは、歯を白くするだけの治療ではありません。

お口の健康を見直すきっかけにもなる治療だと、私たちは考えています。

歯の色が気になる方はもちろん、「タバコを吸っているから無理かな」と悩んでいる方も、ぜひ一度ご相談ください。

患者さん一人ひとりの生活スタイルに合わせて、無理のない方法をご提案いたします。


池尻大橋 一般歯科 小児歯科 矯正歯科 口腔外科 THE DENTAL

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