2026.07.05 診療コラム

「今日は何時まで大丈夫ですか?」とお聞きする理由

こんにちは。
THE DENTAL歯科衛生士の廣島です。

暑い日が続き、冷たい飲み物が美味しい季節になりましたね。

診療中、患者さんにこんな質問をすることがあります。

「今日は何時までお時間大丈夫ですか?」

「予約しているのに、どうして時間を聞くんだろう?」

そう思われたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

実はこの質問には、患者さんにできるだけ満足していただくための理由があります。

治療は一人ひとり違います

例えば同じ治療でも、

「今日は時間に余裕があります。」

という方と、

「このあと予定があるので、6時までには出たいです。」

という方では、治療の進め方を相談しながら決めることがあります。

もちろん治療の質を落とすわけではありません。

限られた時間の中で何を優先するかを、一緒に考えるためです。

“全部やる”ことが正解とは限りません

以前、ある患者さんから

「時間はギリギリだけど、せっかく来たから一気に終わらせたいです。」

というお話がありました。

その気持ちはとてもよく分かります。

何度も通院するのは大変ですし、一回でできるなら終わらせたいと思うのは当然です。

一方で、その日の体調やお口の状態によっては、あえて次回に分けた方が良いこともあります。

私たちは「できるだけたくさん治療する」ことよりも、「患者さんにとって一番良い方法」を考えています。

治療だけではなく、その後の予定も考えています

歯科治療は、診療室を出たら終わりではありません。

例えば、

「このあと会食があります。」

「仕事に戻ります。」

「大事な予定があります。」

そんなお話を伺うことも少なくありません。

その予定に合わせて、

「今日はこういうことに気を付けてください。」

「食事はこのようなものがおすすめです。」

など、その日を安心して過ごしていただけるようお話ししています。

患者さんの生活を知らなければ、お伝えできないこともたくさんあります。

小さな会話が大切な情報になります

診療中は、お口の中だけではなく、

  • 今日の予定
  • お仕事のこと
  • お食事の予定
  • ご旅行
  • 大切なイベント

など、さまざまなお話を伺うことがあります。

一見すると治療とは関係ないように思えるかもしれません。

しかし、その情報が治療方法やご説明の内容を考える上で、とても大切になることがあります。

だからこそ、私たちは患者さんとの会話を大切にしています。

遠慮なく教えてください

「今日は少し急いでいます。」

「あと30分で出たいです。」

「今日はゆっくり大丈夫です。」

そんなことも、ぜひ遠慮なく教えてください。

事前に分かれば、その日の診療内容をご相談しながら進めることができます。

患者さんと一緒に、その日にできる最善の治療を考える。

それが私たちの診療スタイルです。

歯科治療は、ただ治療を進めるだけではありません。

患者さんの生活や予定も含めて考えることで、安心して通っていただける歯科医院でありたいと思っています。


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