2026.07.24 診療コラム

甘い飲み物が虫歯を作る?

甘い飲み物が虫歯をつくる?

実は「何を飲むか」より大切なことがあります

こんにちは。THE DENTAL本間です。

暑くなってくると、アイスコーヒーやカフェラテ、フラペチーノ、スポーツドリンクなど、冷たい飲み物を口にする機会が増えますよね。

先日、患者さんとの会話の中でこんなお話がありました。

「仕事が変わってから、甘いドリンクを飲む機会がすごく増えたんです。」

実際にお口の中を拝見すると、新しく虫歯ができ始めている部分がいくつか見つかりました。

もちろん、虫歯の原因は一つではありません。

しかし、飲み物の習慣が虫歯のリスクを高めてしまうことは決して珍しくありません。

今回は、意外と知られていない「飲み物と虫歯」の関係についてお話しします。


甘い飲み物を飲んだから虫歯になるわけではありません

「甘い飲み物は飲んではいけませんか?」

と聞かれることがありますが、私たちはそうは考えていません。

好きなものを我慢し続けることは難しいですし、楽しみも大切です。

重要なのは、

**「何を飲むか」よりも、「どのように飲むか」**です。


一番気を付けたいのは「ちびちび飲み」

虫歯菌は糖分をエサにして酸を作ります。

この酸によって歯の表面は少しずつ溶けていきます。

通常であれば、唾液が酸を中和し、歯を元の状態に戻そうとしてくれます。

ところが、

仕事中に少しずつ甘いカフェラテを飲む。

勉強しながらスポーツドリンクを何時間も飲む。

ペットボトルを手元に置いて何度も口にする。

このような飲み方をすると、お口の中が酸性の状態のまま長時間続いてしまいます。

つまり、歯が回復する時間がなくなってしまうのです。

これが虫歯の大きな原因になります。


飲む回数が増えるほどリスクも高くなります

例えば、同じ量の甘い飲み物でも、

一度で飲み切る人と、

何時間もかけて少しずつ飲む人では、

後者の方が虫歯になるリスクは高くなります。

患者さんの中にも、

「仕事が変わってから甘いドリンクを飲む回数が増えた。」

という方がいらっしゃいました。

生活習慣が変わることで、お口の環境も変化することはよくあります。


コーヒーだけが問題ではありません

最近はカフェのメニューも豊富になりました。

カフェラテ。

キャラメルラテ。

フラペチーノ。

ジュース。

エナジードリンク。

スポーツドリンク。

これらには意外と多くの糖分が含まれていることがあります。

「飲み物だから大丈夫。」

と思っていても、実際には虫歯のリスクを高めていることも少なくありません。


飲みたい時は、少し工夫するだけで違います

甘い飲み物を完全にやめる必要はありません。

例えば、

  • できるだけ短時間で飲み切る
  • ダラダラ飲み続けない
  • 飲んだ後にお水を飲む
  • 外出先でも軽く口をゆすぐ

このような少しの工夫だけでも、お口の中の環境は変わります。

毎日の積み重ねが、将来の歯を守ることにつながります。


虫歯は生活習慣から見えてくることがあります

診療をしていると、

「急に虫歯が増えた。」

という方には、生活環境の変化があることも少なくありません。

仕事が変わった。

夜勤が始まった。

受験勉強で夜食が増えた。

育児で歯磨きの時間が取れない。

こうした変化がお口の健康にも影響することがあります。

だからTHE DENTALでは、虫歯だけを見るのではなく、

「なぜ虫歯ができたのか」

という背景まで一緒に考えることを大切にしています。


飲み物を見直すことも立派な虫歯予防です

歯磨きを頑張ることはもちろん大切です。

しかし、それだけでは防ぎきれない虫歯もあります。

毎日何を食べているか。

何を飲んでいるか。

どんなタイミングで口にしているか。

こうした生活習慣を少し見直すだけでも、虫歯のリスクを減らすことができます。

「最近、甘い飲み物が増えたかも。」

そう思った方は、ぜひ一度ご自身の飲み方を振り返ってみてください。

毎日の小さな習慣が、大切な歯を守る第一歩になります。


池尻大橋 一般歯科 小児歯科 矯正歯科 口腔外科 THE DENTAL

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