皆様こんにちは、歯科衛生士の寺尾です。
本日は、数ある歯磨き粉の中から当院が選び抜いた2つの歯磨き粉のご紹介をいたします。

『Systema SP-TジェルとSystema Haguki Plus PRO』です。

２つに共通しているのが、
①歯茎を痛めない
研磨剤が入っていないので、物理的負荷をかけません。
②細菌の殺菌・除去
殺菌剤IPMP（イソプロピルメチルフェノール）が含まれてる為、バイオフィルムの殺菌や除去が期待できます。
③歯茎の活性化及び炎症抑制
ビタミンEが含まれている為、歯茎の活性化期待できます。さらにトラネキサム酸とβグリチルレチン酸が含まれている為、炎症抑制作用があります。

Systema SP-Tジェルのご紹介
◯こんな患者様に
歯周病治療を継続中で、歯周病ハイリスクのある患者様
◯特徴
・殺菌成分 IPMP（イソプロピルメチルフェノール）高濃度配合
※IPMP：バイオフィルムに浸透・殺菌
・歯茎への効果
・抗炎症成分＋歯肉の防御力を高めるビタミンE配合
・歯肉にもやさしい無研磨
・剤の性状は、歯周ポケットに留まりやすい、高粘性ジェル

Systema Haguki Plus PROのご紹介
◯こんな方に
歯周病リスクのある患者様の毎日のお手入れに使用しましょう
◯特徴
・殺菌成分 IPMP（イソプロピルメチルフェノール）配合
※Systema SP-T ジェルの方が高濃度配合です
・抗炎症成分＋歯肉の防御力を高めるビタミンE
※Systema SP-T ジェルと同等度配合
・歯茎に優しい低研磨
・剤の形状は、少量洗口が可能なソフトペースト

歯磨き粉のQ&A
Q.歯磨き粉はどれくらいつけるべき？
A.歯ブラシと歯磨き粉のイラストでは、しばしば歯ブラシの毛先いっぱいに歯磨き粉がつけられています。
実は、これは歯磨き粉のつけ過ぎでよくないのです。
歯磨き粉の適切な量は、年齢によって異なります。
6ヶ月〜2歳：3[mm]程度
3〜5歳：5[mm]以下
6〜以上 1[cm]くらいを参考にしてみてください。

Q.歯磨きした後のうがいは？
A.歯磨きをした後のうがいに使う水の量にも適切な量があります。
実は、およそ10〜15[ml]くらいの水でうがいをすることが勧められています。
15[ml]とは、ペットボトルのキャップ2個程度、大さじのスプーン1杯分程度の量が目安です。
かなり少ない量であることがわかってもらえるでしょう。
グチュグチュとうがいにかける時間は5秒程度で、回数は1回だけです。これ以上たくさんの水と時間をかけてうがいをすると、歯磨き粉に含まれている薬効成分が洗い流されてしまうと言われています。少ない水で短時間お口をゆすぐようにしましょう。