2022.02.27 医院コラム

赤ちゃんを迎える前に家族でむし歯治療を!

池尻大橋 歯医者

みなさまこんにちは 受付の松本です。
いよいよ2月も大詰めですね!
一年のうち1/6が終わりを迎えます。
あっという間に3月ですね!

虫歯菌は移るらしい

と、聞いたことがある方も多いと思います。
これは本当のお話です。
新生児の口腔内には、むし歯の原因であるミュータンス菌は存在しません。
元々生まれたばかりの赤ちゃんには、虫歯菌はいないのです!!!
ミュータンス菌は、大人と同じスプーンを使って食事をしたり、キスなどの唾液を介して家族から移っていきます。

また、子供の口腔内にミュータンス菌が定着するのは、お菓子を口にする機会が増える1才ごろからです。

新生児へのむし歯を防ぐには

 

①家族でむし歯治療を

むし歯を予め治療していれば、活発性のあるミュータンス菌の移動は防げます。
妊婦さんは特に妊娠後期は仰向けの姿勢で治療をすると、大きくなった子宮が足から心臓に血液を戻す静脈を圧迫してしまう可能性があります。そうなると急な血圧低下を招くこともありますので、治療はなるべくお腹が大きくなりすぎる前に終わらせられると良いです。
また妊婦さんだけでなく、ご家族全員で治療を終わらられると理想的です。
赤ちゃんを迎えてからはなにかとバタバタしがちなのでオーラルケアを怠りがちです。

②食生活の改善

子供は大人の食生活の影響を受けやすいです。
むし歯になりやすい食生活をしていないか出産前から見直すことも重要です。
例えば
・頻繁におやつを食べる
・ジュースや甘い炭酸飲料などの糖分を多く含んだ飲料を日常的に飲んでいる
などが挙げられます。

③歯科健診を受けましょう

妊婦の歯科検診は多くの自治体で行われております。
自治体の健診は妊娠期間を通して1回だけのことが多いですが、妊娠初期・妊娠中期・妊娠後期(前半)を目安に2~3回受診されることが理想的です。
痛みや腫れがなくても体調の良いときを見計らって受診をしてください。
定期的な歯みがき指導や歯石除去を積極的に受けることでむし歯になりにくい口腔内をつくることかまできます。
また、受診される際は妊娠している旨を歯科医院に必ずお伝えください。
母子手帳内に妊婦さんの口腔状態をチェックするページもありますので、母子手帳をお持ちの方は提出してくださると助かります。

THE DENTALでは妊婦さんをはじめ、妊婦さんの周りのご家族の方の治療も積極的に行っております。
また、産後お仕事に復帰される前にむし歯治療を終わらせたいと考えてらっしゃる親御さんも多いと思います。
あらゆるニーズにお応えできるよう、しっかりとカウンセリングをおこないますので安心してください!
大切なお子さまがむし歯にならないようにお手伝いさせていただくことも、歯医者の使命ですので、いつでもお気軽にご相談ください!!

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